【ルーティーンワークを楽しむコツ】

NHKラジオ語学講座も4か月目に突入しました。
1日15分、3か月で15時間なので、まだまだ” やらないよりはマシ ”と言うレベルです。
しかしゼロスタートの中国語が身近に感じられるようになり、
英語は日常会話の中で使えそうなフレーズが少し身についただけでも大きな収穫です。

加えて” 毎日コツコツ派 ”の私にはこのラジオ講座が合っている様子。
【朝起きて、お掃除して、ジョギングして、ストレッチして、語学のお勉強をして、自転車でお買い物へ行く】
という毎朝の動きが習慣化できたので、
ラジオ講座も1年続けられそうです。

毎日同じような過ごし方をするといえば、この方達。

猫たち。
彼らはルーティンワークが多く、毎日同じような時間に同じ行動を取っているそう。
上の写真は朝ご飯を食べた後の休憩中の様子。
毛づくろいが終わったら即爆睡です。
隣でパソコンを開いていた私ですが、集中が切れて子猫たちを見つめてちょっかいを出したりしています。
だってかわいいんだから仕方ないよね。

少し前まで、
「ルーティーンワークはつまらない。」
と思っていました。
なぜなら、
「毎日同じことを淡々と繰り返す事はロボットでもできるし、頭を使わなくてもできる。」
と思っていたから。

もともと、
「毎日コツコツ何かを続けること」
は得意だったけれど、心のどこかで
「これは誰だってできる事だし。」
と思っていました。

正直なところ、私は猫との生活が始まってから、
猫部屋を掃除して、ご飯をあげて、粗相を片付けて・・・というルーティーンワークに疲れ切ってしまいました。
初めての動物との暮らしが7匹の猫、しかも2匹は野良猫で馴染まず5匹は子猫だからね。
毎朝起きると、寝室の前で猫たちが” ご飯の人 ”である私をお待ちかねで、その向こうに見える猫部屋は粗相で惨状と化していたら、
そりゃ疲れるのも仕方ないなと思ったりもするわけです。

しかし猫たちをよく見ていると、
毎日同じような行動をとっていても、その中には目に見える変化があります。

子猫たちはトイレの失敗が少なくなり、
撫でるとびっくりしていたのに最近は驚かなくなり、
大人猫たちはほんの少しずつだけど人間に慣れ、
最初は子猫におっかなびっくりだったリクオさんは今や子煩悩で、
警戒心の塊ちーちゃんが座っているすぐ横を通っても逃げなくなり・・・

つまり一見同じように見えることの中にも変化はたくさんあって、
それに目を向けられるか否かは自分次第ということ。
加えてルーティーンワークの中にも
「こういうやり方をした方が楽しんじゃないか。」
と工夫を凝らしたら、また別のものが見えてくる。

最近、常滑にいて雨が降っていない時はいつも海までランニングをしていますが、
そこから見える海、空、山の様子はいつも違って見えるし、
自分の体の状態も違うし、
行く途中で
「おはようございます。」
と挨拶してすれ違う人だっていつも違うなと気づきました。

何事も自分の捉え方次第。
人間だから、疲弊して環境や周りのせいにしまうこともあるけれど、
全ては自分次第だなと再確認しました。

猫を通して学ぶことの多さに驚く日々。
相棒が餌付けして仲良くなった野良猫を飼いだしたのも、
その時ちーちゃんが妊娠していて5匹の子猫が生まれたのも、
必然だったのかもしれません。