【今年も台湾のマーケットを開催します】

ゴールデンウィーク最終日。
私は久しぶりに催事がないゴールデンウィーク。
そして夏と秋の準備×3が佳境を迎えています。
「もう方針は定まった!もうあとはブルドーザーのごとく、ひたすら動くだけだ。」
という段階に行くまでが一番しんどい。


その中の一つ、先日ローンチした台湾の好好マーケットについて書こうと思います。
今回も好好のボスRui、パンタスティック!!のボスじんそん、そしてなっちゃん、由衣の布陣で進めています。
応募フォーム概要はこちら。今回は知り合いでなくても誰でも応募できますのでたくさんのご応募をお待ちしております!)

ここからは今年の開催に至って経緯について。

私が
「自分が作ったものを通して台湾人と交流できる楽しさを伝えたいから、日本人を連れていきたい」
と言い出して始まったこのイベントが3回目を終えた昨年11月、
「もう今回でおしまい」
と心に決めて宣言しました。
理由はいろいろありますが、私の役割は果たし切ったし、もうこれで日本のみんなは自分で普段の好好マーケットに申し込んで参加できるでしょ?と。
想像以上に準備に時間と気力と体力を要するこの企画の負担が大きすぎるというのも理由の一つでした。
昨年は特に私自身が自分の生業、お菓子屋で手一杯の中で進めたので、完全に限界を超えた自覚があり(睡眠もあまり取れず、顔色がブルーグレーと言われた)、
なっちゃんを見ていても、やっぱり負担が大きすぎるなと。
Rui自身も
「こんなに大きいイベントは今回で終わり」
と言ってたし、これでフィニッシュが正解だろうと思っていました。


そして年が明けた1月1日
「新年快樂(明けましておめでとう)」
と好好ボスからメッセージが来た時、
「やる気だな、この人。」
と私は察するの巻。
そして予想通り打診があった時
「今回の目的は?」
と聞くと
「前回あの部分は全然ダメだった。次はもっとこうできる。」
など、時間をおいて彼の中で悔しさが滲み出ているのを感じました。


私個人の考えとして、
同じことを繰り返して、同じ景色を見ることには意味がないと思っています。
前に見て感動した景色をもう一度見ても、同じ感動や達成感は得られないし、成長には繋がらないから。
現状維持は衰退と考える派。
もし継続してこのイベントをやるなら、より良い景色を見るために、自分自身を変えて行く必要がある。
その覚悟が自分にはあるのか。
この1年くらいで年相応の気力の低下を感じている中で、そこに自信が持てずにいました。


一方で、これまで私は中国語が皆無だったこともあり、好好のボスに意見をする事はあまりありませんでした。
それは彼の事業、テリトリーに口を出すことにもなるから。
私自身も自営業なので、周りは好き勝手言うことを知っているし、それがいい影響を及ぼすこともあれば、あまりよくない影響を及ぼすパターンがあることも知っています。
ただ、もし次に開催するとしたら、継続していくなら、
私自身が変えていくところはここかなと気付きました。
主体的に捉えて、正直な意見をいうこと。


私が初めて好好マーケットに参加して8年ほどが経ち、Ruiと信頼関係が徐々にできてきた今だったらできるかもしれない。
そして偶然、私が中国語を習い始めたタイミング。
間に入って、お互いの心境を組みながら通訳するなっちゃんの負担を減らすためにも、
継続してこのイベントを続けていくつもりなら、変な遠慮はせず、相手が受け止めてくれると信じて、このイベントがより良いものにすることを目的に、もっと主体的で正直な意見をできるだけ直接伝えようと決めました。
もちろん足りないところはなっちゃんにサポートしてもらう必要が多分にありますが。
「普段開催している好好マーケットに日本人が各自で申し込んで行くことはハードルが高いようで、開催してほしいという言葉をたくさんいただいている。だとしたら、台日のこのイベントをやる意味はあると思う。ただ、今の状態では運営側が無理しすぎていて継続性がない。(ボスが赤字とか。)無理せず続けていけるよう、より良い場を作っていくために、変えていこうぜ。」
という意見に、なっちゃんが補足してくれて、ボスは
「わかった」
と受け入れてくれました。
意見をしたからには、きちんといい成果をあげられるよう尽力しないとね。
それが覚悟ってもんです。

もちろんスタートは ” とりあえずやってみる ” でいいと思います。
やってみないとわからないことは多いから。
ただやってみて、うまく行って、規模が大きくなって、作業量がぐんと増えていったら、同じやり方では続けていけない。
正直なところ、運営側の負担が大きく継続が困難な状態になっていたので、
少しづつ環境を整えて、運営側も参加者も来場者も、このイベントに関わる人がみんな楽しめるよう、もっといい場を作り続けられるようにしていきます。(断言して自分を追い込む)


私が壁にぶち当たった時に背中をつついてくれるじんそん、いつもサポートしてくれるなっちゃんに感謝。
次のフェーズに入ったな、
入ってくって決めちゃったな、私。
後悔なんて微塵もないけどね!