【もっと素直に】

写真はカナダのスタッフ達と5人で共同生活していた一軒家の朝のリビングの光景。
毎日0時近くまで働いて、早朝から仕事をしていたスタッフ達の疲労困憊っぷりよ。
それでもみんな明るく、誰かを責めることなく自分ができることに徹していた彼らを尊敬します。
私もまだまだだね。
(この彼は9年前から知ってるけど、優しすぎるから私は「自分のことも労りなさい」と言い続けている)

カナダから無事に帰国して数日経ちましたが、私の頭はパンクしています。
昔から充実した日々を送ると情報過多で整理しきれないらしく、
思考が止まるから日本語すらうまく話せなくなるし、
社会人失格なのですがメールやメッセージを返すことが困難になります。
1人で地味に、走ったり、新しい情報をシャットアウトしてしばらく過ごすと戻ってくるので、9月中旬くらいには使い物になるかな。
というわけで、今日のブログはいつも以上にとっ散らかりますがご了承くださいませ。

日々のカナダ記はInstagramを更新していたので、ここではもう少し違う話を。

今回のカナダでは11人の日本人作家を招致して地元の作家たちと共に文化交流を目的としたマーケットを開き、私はその日本人参加者の担当でした。
(前年までは私がアーティストとしてデモンストレーションをしていましたが、今年はそんな余裕はなく)
台湾のマーケットと日本のマーケットの違いに比べて、カナダはその数倍違うらしく、その間に立つ事は想像以上に辛かった。
(私自身は緊張しない&ハプニングに乗っかっていく人だから、その違いがいまいちわからないのですが、参加された方を見ていて大変そうだと思う場面も多かった。)
察しのいい方からは
「仕事でもないのに、よく頑張れるね」
と言われて、確かにそうよねと思う自分がいます。

じゃあなぜやるか、
1人で知らない環境に突っ込んでいく自分の特性が生んだ面白い展開だからやる。
私の視野を広げ、マーケット出店者を客観的に見て自分の在り方に生かせる機会だからやる。
変わり続けることを身体と心を慣らして抵抗をなくす機会だからやる。
予想外に自分の人生が転がっていった先で見えてくるものがあるからやる。

そしてこの積み重ねが結果的に私をたくましく、人生を豊かに彩ってくれていることは明確です。

今回はそれに加えて、自分のお菓子作りの方向性についての大きなヒントを得ました。
マーケットに対するカナダ人の意見を聞いて気付いた事、
島国の台湾や日本のマーケットでは気づけなかった事、
作業場でずっとお菓子を作っていたら気付かなかった事なので大きな収穫です。
もっと素直に、もっとストレートに、変化や立ち止まることを恐れず、形にしていきます。

そして今回も反省点はたくさんあります。
感情を横に置いておいて、合理的に次に備えて考える事は得意ですが、
「自分のキャパシティを超えていたから仕方ないとはいえ、私はどうしたらよかったんだろう。」
と答えが出ないことがあり、正直にボスのチャーリーに話しました。
答えは一言。
「人って、時に自己中心的になるからね。」
だから気にするな、由衣なら次はもっとよくできるよと。
私のウィークポイントをよく知った上で、健やかに生きるためのヒントをくれたのでした。

ボスを含め現場スタッフは台湾とカナダの2重国籍がほとんどです。
そこにポンと1人入る純度100%の日本人としてつくづく思うのは、
「人は人。」
と良くも悪くも相手を受容する考え方が彼らの根底にあるなと。
カナダは国籍もルーツも宗教も違う人たちが集まった国だから、
「普通はさ」
なんていう会話はないし、自分と違う考えだとしてもとりあえず、
「OK、それならこうしたらどうかな?」
といったん受け止めてから一緒に答えを作っていきます。

日本人が大多数を占める日本では形成されない価値観や考え方に触れることのできるこの環境は私にとって学校みたいな場所だなとつくづく思ったのでした。

小さな反省だと、英語と中国語の勉強が足りないよね。
(今年は空き時間をランニングに全ベットすると決めたので仕方ない)
中国語は初歩の初歩だから仕方ないとしても、
疲れると途端に英語の会話が出来なくなるのは本当に問題です。

「来年もやるの?」
と聞かれるのですが、全ては未定。
私が
「こんなふうにやりたい」
といえばボスが
「OK!」
と言ってくれるのは想像にたやすい。
しかし今はまだ何も考えられましぇーん。
自由にやらせてもらえる環境に感謝しつつ、ただ現時点では参加する側も運営する側も意義のあるものにするためには変化する必要があることは明らかで、
そのためには台湾でやっているマーケットとは違う方向に舵を切る必要があると感じています。

普段の私は自営業で自分が舵取りして自分で動いているので、組織の中で信頼する人たちと一つのことをできる機会はとてもありがたい。

こんなことができる環境への感謝と同時に、自分の特性を活かせているという確信みたいなものもあります。
つくりてを利用してくださる皆さん、
家族や友人、
そして仲間への感謝を忘れるなよ、私!