【やってみたら楽しかったり】

写真は厚木店店頭。
7月中旬からドリンクの販売を開始しました。
まずは
・水出しアイスコーヒー(王道系のスペシャリティーコーヒーをチョイス)
・生レモンスカッシュ(自家製ジャム、レモン、炭酸のさわやかドリンク)
・アイス豆乳チャイティー(自家製スパイスミックスを使った私イチオシドリンク)
内容は季節に合わせて変えていこうと思っています。
今日はそんなドリンクを販売するに至った経緯について書こうと思います。

個人的にずっと
「カフェはやりたくない」
そう思っていました。
なぜかって、ベーグルカフェに勤めていた時、とあるカフェの運営に関わらせていただいた時に
「カフェって簡単に見えて、とても難しい」
と痛感したから。
カフェはドリンクや食べ物を売っているように見えて、実はその場所の過ごし方の提案や空間づくりが商品。
もちろんそれはお菓子屋に通じるところもあるのですが、
とにかく大変な印象が強くて、お菓子だけに注力した方がいい、それ以上のことに手を出すと中途半端に終わると思っていました。
苦手意識があったカフェ営業。

一方で、
「お菓子を食べる時に飲み物があった方がいい」
という側面もある。
そして
「お客さんがもっと気軽に入れるお店になりたい」
という気持ちもある。
ありがたいことに
「どこかにいくときの手土産にしよう」
というつくりての使い方はじわじわと浸透してきているかなと思うのですが、
「日々のおやつにしよう」
という使い方をするには、やはり大企業の安価なお菓子には勝てないし、行きにくい住宅街の立地はハードルが上がるということも認識しています。

そんな中、2年前に法改正があり、改正後に菓子製造業の許可を取り直すとテイクアウトドリンクの提供ができるようになりました。
菓子製造業許可は6年ごとの更新なので、
「まだ許可期間が残っているし(2年分)、再申請してまで今ドリンクを出す必要はないかな。」
と思っていました。
そして今年つくりてを法人化しようと決め、各所の手続きについて調べると
「法人化したら菓子製造業許可も取り直し」
とあるではないか!
これはドリンクを出せって思し召しだなと準備を始め、販売を開始したという流れです。

私は苦手意識があることにチャレンジしたがる性質があるのですが、
「ドリンクレシピ作りも結構楽しい」
と既に楽しさを感じ始めています。
苦手意識って自分で自分を締め付けてるだけの場合もあるんだろうね。


あくまでテイクアウトのドリンクですが、
(お手洗いのご用意がないことをご了承ください)
いい季節になったら外にベンチを置いて、そこで休憩してもらうのもいいなぁ。
冬にショコラ系のドリンクも出したいなぁ。
そんな楽しみが頭の中に広がっています。