【積み重ねていけるか】

先日のいちごマルシェでの一コマ。
主催の兄さんと、スーパーボランティアの兄さん。
兄さんたちがツーショットをとって
「爽やかな二人です!」
とIGのストーリーにあげていたので、
「贔屓目に見ても、爽やかとは無縁です(グッドマーク)」
と絡んだら、巻き込まれました。
私が信頼していることが伝わっているから、絡んでも笑ってくれるわけで、
こういう関係を築くことができてとても嬉しいです。
いつも生暖かく見守ってくださって感謝です。

今日は最近考えたことについて。
あそこは1時間でばーっと売り切れちゃうから、つくりてさんも出たらいいのに。
ちょっと前、菓子製造販売をしている方から言われた言葉です。
とある商業施設の一角での販売についてのお話の中で出てきた一言。
確かに短時間で捌けたら効率はいい。

ただ実は年始あたりにその担当者さんからお誘いいただいて、その時私は気乗りせず見送らせていただいたのでした。
もちろんこんな小さなお店にお声がけ頂いたことには感謝しつつ
「なぜ気乗りしないのか」
いくつか理由はあったのですが、決定的な理由は自分でもわかりませんでした。

ただ今思うのは、長い目で見た時に、
積み重ねていけるか
が私の判断基準なのかも、と。
催事やポップアップの担当者さんや主催者さんとの関係を積み重ねていけるか、
そこにいらっしゃるお客さんとの関係を積み重ねていけるか、
TSUCURITEの成長の一片として積み重ねていけるか。



もちろん日銭を稼ぐことは大切。
お店を継続していくために必要なこと。
一方で「TSUCURITE 」という焼菓子屋を育てていくことはもっと大切。
例えば
「うちのデパートに出店させてあげてもいいよ?」
というスタンスの担当者さんだったら(そんな人過去にいないけど)、その先対等な関係を築くことはできないから
「積み重ねていくことはできないな」
という判断になる。

今お世話になっている催事は
私「貴重な機会をいつもありがとう。」
主催者「おすすめしたいと思える商品をありがとう」
と言い合えるし、商業施設のポップアップは
私「貴重な機会をありがとうございます」
担当者「お忙しいのに出店してくださってありがとうございます」
と言い合える。
彼彼女たちからいろんなヒントもいただき、私は彼彼女たちの気持ちに応えたいし、つまりはお客さんにもっと喜んでもらいたいと、しゃかりきになれる。
これがTSUCURITE を育てていくことにつながると信じています。

その判断が間違うことはこれまでも、これからもあるとは思うのですが、
その精度が確実に高まってきているのを実感しています。

お互いが尊重しあい、助け合える関係性、これが私自身やお店の成長につながることに間違いないのであーる!