【試作の続きとレシピ考案のヒント】

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じゃがいもを使ったクッキー試作の続編。
今回は焼成温度を高くして、短時間で焼いてみました。
すると表面はこんがり美味しそうな色合いだけど、
底面の水分がまだ残っている感じ。
油分が少ないから、
もう少し低い温度で長い時間焼成するのがよさそうだなと。
それが確認できたので、
次回はまた違う方法でチャレンジしてみようっと。
最近少し感じていること。
お菓子よりお料理を考える方が
フワフワしてるなと。
自分の名前でレシピを出す時も、
文房具カフェのイートインメニューも、
もちろん自信はあるけど、
蛇行しながら考えている感覚。
でも先日、ある人の話を聞いたら、
打開策のヒントが見つかりました。
その人もレシピを考える方で、
私なんかより経験も知識も豊富なんだけど、
レシピを考える時は「音」で考えているそう。
この部分の音が足りないから、この材料を足そうとか、
そうやって考えていくらしい。
私の場合、
お菓子を考える時は
「小さな子や、おばあさんや、
いろんな世代の人が食べている姿」
をイメージして作っています。
これを入れたら懐かしい味になるなとか、
これなら年齢関係なく食べられるなとか、
こんな見た目だと会話が生まれるかなとか。
一方、お料理に関しては
要素が多いからか、
同じやり方ではイマイチ考えづらい。
でもその料理が並ぶ情景を思い浮かべたら、いいのかもと。
「オランダの片田舎の老夫婦が
 古い木のテーブルで食べてるスープ」
とか、
「日本好きな台湾の若者が友人達に振舞ってる丼」
とか、
架空の設定をしたらよさそう。
お料理のコンセプトとは別で、
あくまで自分の中だけの設定。
うまくいくか、
しばし実験してみるべし!