【台湾のバス】

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台北最終日は
朝から空港へ移動。
屋内のみ方向音痴を発揮する私は
台北駅でしっかり迷ってから
バスターミナルへ。
そこでピーナッツのパンとコーヒー牛乳を買って、
バスに乗り込みました。
このパンは『花生』と書いてあったから、
中にピーナッツバターがはいってるんだろうと思ったら、
いかにも安そうなあじのホイップクリームとピーナッツバターでした。
残念!
ちなみにパンは
怖いくらいにふわっふわで、
すごく体に悪そうな味だけど、
たまにはこんなのもいいよね。
そんなバスの車中、
いきなり
「ガンッ」
としたの方から大きな音がして、びっくり。
しかも周りの台湾人は総立ちで
さらにびっくり。
どうやら事故があったらしく、
バスはその破片を踏んだ様子。
この影響か、
チェックインの30分前に着く予定だったのに、
ギリギリに空港に着き、
ろくにおみやげを見る時間もなく離陸したのでした。
ここからは
私が飛行機の中で考えていた事について。
人の話やニュースで
「台湾は中国だけど、本土とは全然違う」
と聞いていました。
そして今年、
上海、台湾と立て続けに行ってみて、
その通りだなと。
上海は上海で、
台湾は台湾で、
私にとっては面白いところです。
どっちがいいとかいうわけじゃなくて、
完全に別物。
メディアの報道やネットの情報で、
なんとなく悪いイメージを持っている人も多いだろうけど、
自分の目で見てほしいなぁと思うわけです。
イスラム圏の国も同じく。
危険なイメージを持っている人も多いだろうけど、
私が見たイスタンブールは
とても素敵なところでした。
一つの国でも地域差はあるだろうし、
私がラッキーなのかもしれないけど、
結局のところは
国とか人種とか性別とかじゃくくれないよ。
それは国家や民族間だけの事じゃなくて、
もっと身近なところでも言えることで、
ある人がよく思わないものや事でも、
私にとってはいいものの場合がある。
結局のところ、
出来るだけフラットな状態で実際に自分で体験してみないと
何も見えて来ないなぁなんて
つくづく思うわけです。
情報を集める事は大切だけど、
ちゃんと自分のフィルターを通して考えられる人になろうと
改めて心に誓ったのでした。