【おしらせと大量きのこ】

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まずはお知らせ。
11月17日(日)鬼子母神手創り市に出店します。
11月の出店はこれだけ。。。
おてんとさん、
曇天で、寒さも弱めにして頂けると
非常に助かります!
写真は先日の通販で
きのこクッキーを大量生産した時のもの。
奥が焼成前、手前が焼成後。
このクッキーは
プックリ感を出すために、少量の重曹を加えたクッキー生地2種を、
くっつけているので、
焼成後に軸と笠がバラバラになってしまう事がよくあります。
だから成型時にものすごく気を遣うので、
「きのこ地獄」
と言っても過言ではありません。
ちなみにこの日は
5時間にわたるキノコとの戯れでした。
でも
「キノコクッキー大好き」
と言ってくれるお隣さんのお嬢さんの言葉が忘れられなくて、
自ら地獄に突っ込んでいくのでした。
そんな通販を始めてから、
つくりてのお菓子をご購入して下さる方がどんな方なのかが
少しずつわかってきました。
手作り市は
「手作りの品が好きな人」
が大前提としてあるから、
いまいち把握しきれなかったけど、
通販は私のブログを見て注文して下さる方なので、
「つくりてのお菓子がどんな人に支持して頂いているか」
がもっと明確にわかってきます。
ご注文メールに
注文した経緯を書いて下さる方も多く、
興味深く読ませて頂いています。
一番多いのは
「子供と一緒に安心して食べられるお菓子を探している方」
どの県にもこういうお菓子屋はあれど、
価格が高かったり、
見た目が「The simple」な味気ないものだそう。
確かにベジ系お菓子って
総じて価格が高いんだよな。
材料にお金をかけているのは理解できます。
でも私は一袋150円で販売しても、
お菓子屋を続けていけるだけの利益は得られているし、
自転車操業なんて事もありません。
おそらく実店舗がないから維持費がかからず、
私1人でやっているから人件費がないのが理由だと推測。
私がやりたいのは
「卵や乳製品なしでも、
 誰でも美味しく食べられる、
 気軽なおやつが作れる事を伝えたい」
という事だからね。
そして
「自分でもお菓子を作る人」
の注文も多くあります。
同じようなお菓子屋さん、
これからベジ系お菓子を展開したいと考えているお菓子屋さん、
趣味としてお菓子を作っている方。
どうやって私のブログに辿り着いているのかは謎ですが、
ご自身の物作りのヒントになれば嬉しい限りです。
同業種の人にライバル心を抱く人もいるけど、
私はむしろ逆です。
ベジ系お菓子の輪が広がっていっている様な気がして、
「一緒に頑張っていきましょー」
という気持ちになります。
小さな事に捕われてたって意味ないもんね。
みんなで楽しんでいけるなら ALL OK!
そして
「自分への小さなご褒美に」
とご注文下さる方も多くいらっしゃいます。
小さいといえど、
送料を含めたら2000円以上かかるわけで、
私から見たら決して
「『小さな』ご褒美」
ではありません。
そんな大金でつくりてのお菓子をご注文下さる事、
とても感謝しています。
こんな事がわかってきて、
その期待に応えたい気持ちとか、
それに縛られすぎず、自分の直感を形にしたいって気持ちとか、
私の中をいろんな思いがぐるぐると駆けめぐっています。
ただ
「直感を形にしていたら、結果的に応えられるのかな」
と楽観視もしています。
前向きでナンボよね、やっぱり。