東京ベジフードフェスタ

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季節はずれの夏日だった休日の代々木公園。
ベジフードフェスティバルに行ってきました。
ベジ向け食材、衣料品、屋台、菜食の多いインド料理などのお店が所狭しと並んでます。
私が買ったのは4つ。
まずは「たいやきやゆい」のたいやき。
国産のこだわり素材を使用し、あんこも自家製。
以前同じ会社で働いていたまるちゃんが紹介してくれた、このたいやきやさん。
まるちゃんが現在店長を勤めるお店で、
冬にはたいやきとコーヒーを楽しむイベントがあるそうなので、これまた楽しみ。
2つ目はピタゴラスイーツのカランツ、くるみ、オートミール等が入ったBP使用スコーン。
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出版もされているマクロビ界の有名人。
ホロリとした食感で、生地の甘さは控えめ。
原材料に書いてある伊予柑が さりげなくいい仕事してます。
3つ目はfatoのリンゴスコーン。
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角切りリンゴがゴロゴロ、アーモンドパウダー、BP使用。
油分が多いのか中しっとり。
全体的に結合力が弱い感じなので、かじりつくのが正解。
特徴はグレープシードオイルを使っているところ。
個人的にはちょっとAPの味が強すぎてリンゴの味をもっと感じたかったな。
最後はneigeyのグランベリースコーン。
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パン酵母使用。
外はパイみたいに軽く、中はパンみたいにもっちり結合力高し。
スコーンを買って、写真を撮って、食べながらメモをとっていた私、
端から見たら怪しいとわかりつつ、完全に自分の世界へ。
今回のイベントで
自分の目指すスコーン等のお菓子づくりに関して感じた事。
 卵や動物性の材料を使わない
  →しっとりさせるために油分が多くなりがち。
この傾向を打開するためには、
・やまいも、カボチャ、甘酒などのでんぷん質が多い素材を使う。
・甘酒だけでは足りない甘みはドライフルーツで補う。
がいいだろうと確信。
とはいえ、バターも好きなので、バター入りパターンも平行して作るけど。
もう一つ思ったのは、
自家製酵母を使ったスコーンは
中がパンみたいにモッチリなりがち。
酵母を使ってサクッとした食感を目指すのもありですが、
アルミニウムフリーなベーキングパウダーなら
そこまで毛嫌いする必要もないのかなと。
私が初めてベジタリアンを間近に見たのは、
学生時代のバイト先。
イスラム教徒の方で
「ピザトーストのチーズ、ベーコン、マヨネーズ抜き」
というオーダーに驚いたのを覚えています。
当時の日本では圧倒的にマイナーな志向でしたが、
それから10年近く経った今は
マクロビやらベジに興味を持つ人が確実に増えているのを感じます。
このベジフェスタにいた人達も
植物性の天然素材しか身につけません、みたいなベジベジした人はほんの一握り。
宗教的なイメージが先行して取っ付きにくかったベジタリアンの世界ですが、
無宗教の人達も気軽に踏み入れられるようになったのかな。
今の日本には食に対するいろんな考え方や主義がありますが、
どれが正解でどれが不正解というものではないと思います。
私にとってのベジ生活は
健康で美味しく食事をして暮らしたいという思いに尽きます。
だから食べたい時はお魚やお肉を食べる事もあるし、
革製品も身につけるし、
思うままに生活をしています。
ただ雑穀、豆類など栄養価の高い食材に魅力を感じて、
それらを積極的に採ろうと続いているベジ生活です。
マクロビやベジ志向が流行で終わらない事を
切に願います。