【2023年の野望】

写真は、クリスマスにお菓子を買えない家庭へ寄付したお菓子を詰めていた時のもの。
ブリオッシュ2個、吹き寄せクッキー。
そしてこれだけだとお父さんやお母さんの口に入るかなと不安になったので、七味ナッツをプラスしました。
子供たちだけじゃなくてお父さんやお母さんにもメリークリスマス!

というわけで、クリスマス、年末とあっという間に過ぎ、年が明けました。
昨年もたくさんの方にお世話になり、1年楽しく過ごさせていただきました。
ただ正直ね、2022年は消化不良な印象です。



先日、タイミングよく会えた信頼する方に
「新しい事にチャレンジしても、なんとなく自分の想像の範囲に収まるんだよね。これどうなっちゃうんだろうみたいな、全く歯が立たないわみたいな、予測不能なことやりたいんだよね。」
と話したら、
「それは過去の自分が想像できる範囲の事をクリアしたってことなんじゃない?」
と言われて、自分の中にストンと落ちました。
そうなのかも、私ったら焦ってるのかもと。
どうも生き急ぐからね、私は。



実際には2021年よりたくさんお菓子を作れたし(1.3倍くらい)、確実に一歩づつ前に進んでるなと実感できる瞬間は多々ありました。
前よりは足場を固められたという自負もある。
ただ、分かりやすい「新しいこと」にチャレンジ出来なかったから物足りなさを感じているんでしょう。
チャレンジ欲の塊、會田由衣。



そして11、12月は頭の疲れがとれず、
新しい企画などを考えられなかったという後悔があります。
特に季節を楽しむ提案がおざなりになってしまったこと。
その時のベストは尽くしていたので仕方ないのですが、忙しいという文字が「心を失う」と書く意味を痛感しました。





そして2023年が始まり、年をまたいだからって違う人間になるわけじゃないんだけど、
5年先、10年先の姿を見据えて、
2023年の姿勢を書き留めておこうと思います。

ざっくり言うと
「変化を意識して、流れに抗わないこと」
これに尽きる!
具体的な方法を書き留めておきます。


・お店のサービスの模索
わざわざお店に来てくださる方に、もっと喜んでもらいたいし、もっと使いやすいお店になりたい。
このお店に行ったら必ずちょうどいいギフトがあるとか、
ご近所さんとの集まりに持って行くのにちょうどいいお菓子があるとか。
厚木店については保健所の検査を受けたらできることが増えるのもわかっているので、そこに挑むか否か、やるならどんな形がいいのかを考えるぞと。



・ギフトにできる確固たるお菓子を作ること
これは3年持ち越してる課題。
日持ちがして、万人に好まれそうなお菓子。
ブリオッシュはお饅頭の役割なので、もう少し洋風なものを作ります(宣言して追い込む)
日持ち検査を外部に出すので時間はかかるけど、2023年にはひとまず世に出すぞ!




・通販のブラッシュアップ
直接お会いしてコミュニケーションが取れない分、私にとって難しい通販。
そして知名度がものを言うので、一気にジャンプアップは出来ないけど、2023年はもう少しコミュニケーションをとる見せ方を模索します。




・ギフトの模索
既存の箱ギフトのブラッシュアップはもちろん、ちょこっとギフトも。店頭でこの需要が多いのですが、どうもいい形を作れていません。
単に詰め合わせを作るとか、そういうことじゃなくて、どういう使い方をするかを想定したセット(装丁含む)を作るのか、ちょっと考えきれてないけど模索します。
これはお菓子屋のブランディングもやったことがあるプロの渉の力を借りて、投資してチャレンジしたい項目。
一発で完璧なものはできないけど、徐々に徐々にアップデートしていくぞと。



・外に出ていく
まだまだお店に関して、やるべき事はたくさんあるのですが、自分やTSUCURITE を俯瞰するためにも外に出ていく機会を増やしたいと思っています。
逃避したいとかそういうわけではないし、この3年で得たものはたくさんあるのですが、考えが凝り固まってしまっている感覚があるので、一旦外を見て確認したいのです。
その成果をお店に還元できる自信はあるぞと。


・外部との協働
つくりてのことは、主に渉と考えて進めています。
我が家は元々、夫婦で別々の仕事をしていましたが(渉は店舗デザイン、ブランドのデザイン、CMの企画作りなど)、この3年は完全に巻き込んでいます。
お互い自営業だからできることですな。
そして国分寺店に関しては母清香ちゃん、デパートポップアップではバイトしてくれる仲間と一緒に考えて進めています。
ほんとにありがたいこの環境。
そして次は
「焼菓子屋TSUCURITE の會田由衣」として、どこかにジョインしたいなと。
開業した頃に縁あって、とあるカフェのメニュー作りをしていたのですが(スタッフと運営側のハブ的要素も大きかったのですが)、そんなイメージです。
誰かに教えるとか、コンサルやるとか、そんなんじゃなくて(教えられることなんてないから)、一緒に作っていく場面で活用してもらえたら嬉しいなぁと。
TSUCURITEに10年没頭してきた私に出来ること、必ずあると信じてるから。
そしてそこで得られる物をTSUCURITEに還元できる自信もあるから。
関係者各位、會田由衣を活用できそうだと感じたらお声がけ下さいませ。
驚くくらい全力で楽しませて頂きまっせ。

こんな感じかね。
年末年始と厚木店は通常営業なのでご挨拶をするタイミングを失ってしまいましたが、
お客さん、仲間、友人、そして家族よ、
2022年も楽しませてくれてありがとうございました!
2023年も私1人ではできることは何ひとつないので、周りの皆さんを巻き込んでいきます。
覚悟してくださいねー。
と冗談ぽくいいながら、
2023年はもう少し攻めの姿勢で日々を彩っていこうと燃えてますよ。
Yes, we can!(←なつかし!)