【環境が人を作る】

写真は雨の日の台北で撮ったもの。
不思議な木の形。
日本では見られない光景だと思います。


今日は台湾の友人、なっちゃんについて。
7年前?私が台湾のマーケットに出たい(出ないとと、妙な運命を感じた)と思った時、ちょうど彼女は日本に交換留学生として来ていて出会いました。
それからほぼ毎年台湾で活動する時にはサポートしてくれて、何より彼女自身も楽しんでくれているのが私は嬉しい。
彼女は日本語、英語、中国語のトリリンガル。
人より先を想像して作業に着手する力、作業を効率よくできるよう組み立てる力、リスクヘッジ、人の意見を取り入れる素直さ、臨機応変に動きを変えられる力、とにかく私に足りないものを持った人です。

彼女は私を
「日本人ぽくない」
といい、私は彼女を
「台湾人ぽくない」
と言います。

日本人は最初に物事をきっちりしっかり決めたがり、急な予定変更や臨機応変に動くことが苦手。心配性。
台湾人は最初に物事をきっちりしっかり決めるのが苦手、良い形を目指して変化していく中でその時のルールに沿って臨機応変に動くことが得意。

なっちゃんは心配性、私はなんとかなるさータイプ。
面白いのは、2人ともこの性格が後天性だということです。
なっちゃんは日本での暮らしを経て日本人ぽくなり、私は海外に1人で行くようになり(カナダ生活がトドメを刺した)日本人ぽくなく仕上がったみたい。

環境が人を作るんだなとつくづく思うわけです。
だとしたら、自分の環境を整えることって何より大切だと思う。
心身ともに健やかにいられる環境。

そんな2人ですが、仕事のスピードと情熱は誰よりも早く強いという共通点があるおかげで、毎度楽しく過ごさせていただいています。
彼女がいたから、私は台湾や台湾人が大好きになり、自分自身が生きやすくなったと思っています。
ありがとうと言っても言い尽くせないね。

そんな彼女は
「ゆいさんは無謀なことも言ったらやり遂げる」
と言います。
本人としては、周りに恵まれているおかげで、無謀なことが無謀とは思っていないというか、出来る気がするというか、
「これ出来たら、楽しくなーい?さぁ、やるよ。」
という軽いノリのように見せかけて、私の中ではやる気がメラメラと燃えています。

お店を構えることになった頃、私は彼女に一つ宣言したことがあります。
予定通りには進んでいないけどコロナが明けたら動き出すつもりです。
少し形を変えて実現できるし、世界が確実に広がるから。

まずはコロナが終息するまでは脚力をつけておこうかね。