とある特典として届いた真っ白なトートバッグ。
とても分厚い帆布でできているし、どうにか改造して使いたいなと考えて出来たのが
写真のショルダー。
まずは分解してから染め作業。
せっせと貯めていた玉ねぎの皮とみかんの皮を使った草木染めです。
綿はタンパク質を含まず染まりにくいので、
大豆を炊いた汁に布をしばらく漬けておきました。
皮を煮出して染め液を作り、布を入れて沸騰
→みょうばん入りのお湯に漬ける
→染め液に戻して煮る
を繰り返すこと4~5回。
これを乾かして染めは終了。
それから縫い合わせていきます。
フタ部分は黄緑の革。
裏側は赤とオレンジの荒い編み目の布をはり、革用糸で手縫い。
本人としてはまずまずの出来かなと。
大根やキャベツも背負えるように、フタの留め具は革ヒモとボタンにしました。
母が持っていた木製ボタンを拝借。
お花の絵が描いてあり、ちょっとメキシカン?
肩ひもはトートの持ち手を利用し、長さを変えられる部品付きに。
我が家の棚の中に寝っていたフランスの部品です。
ちょっとミスマッチですが、
珍妙さがなかなか不思議とお気に入りです。
母が昔やっていた染め物にチャレンジできたし、
満足満足。
ハデな帽子を被り、
自転車に乗り、
背負ったこのカバンから大根やキャベツがチラリと顔を出す様子はなかなか滑稽だろうな。