【判断基準】

写真は豆乳バターサンドのカカオ。
少し涼しくなって、人気が出てくるお菓子です。

今日は酷暑だったこの夏のお話。
時間があるからこそ出来ることをやろうと「レシピ作りの日々」を送りました。

・小麦なしのお菓子を作る(俗にいうグルテンフリー)
・既存レシピのブラッシュアップ

この2本立て。
“小麦なしのお菓子”については、公私共に仲良くして下さっている方の小麦アレルギーが発覚したことがきっかけ。
小麦なしのレシピ作りはこれまでもチャレンジしてきたものの、美味しいものを作ろうとすると脂質が多くヘルシーでないレシピになってしまうし、ヘルシーを保とうとすると味気ないレシピになってしまうしで挫折をくりかえした経験、多数。
卵と乳なしで、小麦もなしで美味しいお菓子を食べたことがないし、なかなか高いハードルだということはわかっています。
でも目の前のこの人に向き合わずして、誰を笑顔にできるんだと。
義両親はお米作っているんだし、米粉のお菓子を作ったらみんなハッピーじゃんと。
負けず嫌いな性格もあって、今度こそはと取り組んで、5つレシピを完成させました!


同じ作業場で小麦も使用しているので、完全アレルギー除去はできないのですが、小麦は控えたい方はもちろん、
「小麦なしのお菓子も美味しいね」
「これは小麦より米粉の方が相性いいね」
とアレルギーのない人の視野を広げるきっかけになればと思っています。


2つ目の”既存レシピのブラッシュアップ” の一つはタルト。
つくりてのデイリーおやつの人気ナンバーワンなのですが、私の中で
「もっとダイレクトに伝えたい味や食感が分かりやすいレシピにしたい」
とモヤモヤしていました。
この夏、タルトのレシピは米粉版と小麦版で計4種できたので、合わせるフィリングによって使い分けたいと思います。
はー、すっきり!!!


目の前に現れる課題を無視しようと思えば無視できるし、なんでもかんでも向き合う時間と体力と気力はない。
じゃあ何を判断基準にしているかというと、
「これを出来たら、私と周りの人たちがハッピーになる」
と思ったことは、目先の利益を後回しにしても取り組む、と決めています。
自己犠牲にならないように、私自身がハッピーになる(やりたいと思える)ことも忘れずに。
例えば頼まれても自分を含めて周りのみんなが笑顔になる図が頭に浮かばなかったら、
自分の中で引っかかるものがあったら、
頼まれたとしてもやらないという判断をすべきだと思っています。
これは仕事じゃなくても使える判断基準。
歳を重ねて私のその判断の精度は上がりつつあり、
もっと手放すものはパシッと手放して、大切なモノやことに注ぐ時間と体力と気力を確保したいと思っています。

そしてこの夏にやりきれなかったことが一つ、「ブリオッシュのブラッシュアップ」。
一度リニューアルしているのですが、まだ改良の余地があります。
今から年末までは走り続けるので、1月下旬の課題にしようと思います。

目の前のことに集中して、淡々と我が道を進むべし。