【練習以上の結果は出ない】

間が空いてしまいましたが、ぼちぼち元気にしています。
考えることが渋滞しておりました。
考えて、準備して、行動に移すこと。
どれも大事な過程だから仕方ない。


そんな中、先日ランイベントに参加して来ました。
某メーカーのイヤホン新発売イベントで、プロのマラソン選手の指導を聞きながら代々木公園を走るという内容。
(写真に映る自分を見ると、いつも貧相だなぁと思う。)
土曜早朝から原宿に行って、ガチラン系男子&きらきらラン系女子に少し気後れしながら『厚木の川沿い系』の私は坂道ダッシュを楽しんでから国分寺店へいったのですが、
「ランニングから学ぶことって多い。」
と改めて思ったのでした。

選手への質問コーナーがあったのですが
「フルマラソン30kmこえるとしんどくなります。なんでこんなことやってるんだろう、帰りたいとしか考えられなくなります。プロの方は何を考えて走っているんですか?」
という質問に(質問からもわかるようにそもそもランニングしてる人ってドMな人しかいない)
「体の動きやテンポをよく観察しています。身体を上手く使えてるかなって。そもそも30キロこえるとしんどくなるってよく言いますが、だとしたら前半で自分の実力以上に飛ばしてしまっただけです。前半に練習より早く行けたな、時間貯金できたって思ってもそれはアドレナリンが出て短期的に早くなっただけで体は正直です。最終的に練習以上の結果は出ません。
と。
ぐうの音も出ないとはこの事ぞ!


自分の心身の状態をきちんと観察して自分の持つ力を効率よく使えるようにすること、日々の練習や準備が全てで、それをサボればそれ相応の結果が出るだけ。
焦ったり緊張したりしても、もうそこまでの積み重ねが全てなんだから
「なるようにしかならない。」
と理解した上で、準備から本番まで今のベストを尽くすことだけに集中しようといつも自分を奮い立たせている私ですが、
改めて言葉にして聞いて、ぐっときました。



そして
「走るの嫌だなぁって時はどうしていますか?」
という質問に、
「そういう時は『走って後悔したことありますか?』と自分に問います。走らなくて後悔することはあるけど、走って後悔することはないでしょ?」

これも刺さる言葉。
準備しておいた方がいいけど面倒だなってサボったツケは必ず自分に跳ね返ってくるし、
その時は乗り切れたとしても、乗り切り続けることはできない。


ここまでは、自分の考え方と近く
「ですよねー。」
と改めて思い直していたわけですが、一つ、今の私に足りないものも見つけました。
「追い込んで頑張るべき時もあるけれど、頑張りすぎると、次にまたやるのに腰が重くなる。『またあの辛さに挑まないといけないのかぁ』って。だとしたら、余力を少し残して『また走るのが楽しみだ』『明日はすこしだけ距離を伸ばしてみようかな』と思える程度に留めておいたほうが結果的に継続できるから自分の力になる場合もある。」
と。


限界の少し先まで頑張って、限界を広げようという方針でやって来た30代が終わり、40代の私が次に身につけるべき姿勢はこれだ!
今の私に大切な事を教えてくれたプロの神谷さん、そしてランニングに感謝。

ちなみにこのイベントで最新のオープン型イヤホンを頂きました。
Garminのスマートウォッチ、NIKEのカーボンシューズ、そしてオープンイヤホンと図らずも一丁前な装備が整ってきてしまいました。
QOR(Quality of runnning)が爆上がりで、
「カジュアルにジョグ楽しんでます」
とは言いづらい感じ、外堀を埋められている感じがしています。
適度に自分に負荷をかけて、心身ともにたくましくなるぞと!