【台湾へいってきます】

※厚木店、国分寺店は今週末も通常営業です

本日より由衣は台湾へ行ってきます。
今年も 好好手感微笑市集  (参加店舗300超えだって)の日本側取りまとめ、
そして書屋花甲x而立書店で子供達(今回はティーン)とのチャリティーお菓子企画を実行すべく。
カナダの疲れをひきづったまま行くぜ!
(カナダ行きが急に決まったから、この秋は過密渡航スケジュールとあいなりました)

こんな感じの私なので、
「すごいパワフルだよね」
と周りからよく言われます。
私自身はへこたれたり、ボロボロな自分もみているので、
「そんなこたないですよ」
と応えますが、それって
「その人がやったことがない何か新しいことに私がチャレンジしてるように見えてる」
ってことなのかもしれない、と気付きました。
私は王道を通っていない分、
多くの人が経験してきた事は未経験だけど、
多くの人があえてやろうとしない事をやりたがる。

その最たるものが
「海外に一人でいく」
「海外で現地の人とイベントをやる」
なんだと思います。

初めて1人で海外へ行った時、離陸する飛行機の中で
「なんでこんな苦行をやるって決めちゃったんだ、私は」
と本気で涙をこらえました。
もうやだやだと。
7年前、カナダへ2ヶ月弱行った時もそう。
期待されている成果以上の事をできるか自信を持てず、渡航の数週間前からナイーブな日々を過ごしました。
離陸して最初の機内食でワイン飲んで起きたら
「もうやるっきゃない」
と覚悟が固まるわけですが、無意識に緊張しているので体に変調をきたすことも多く、実際は心身ともにダメージが非常に大きい。
先月のカナダ滞在も例外ではなく、加齢もあってかダメージは甚大。

周りの人は
「よく1人でいけるね。私は怖くて無理」
と言いますが、私は
「怖いけど行く」
の選択をしているだけです。
人並みの不安とダメージは抱えております。

じゃあなぜ自分で苦行を選択するのか、
これはやらないと後悔する
そう思ったら、どんなに困難でもやるしか私の中に選択肢はないから。
そして必死でやり切れたら必ず
「私は素敵な人たちに恵まれてる」
「やっぱり言葉が不自由でもお菓子があれば笑顔をシェアできるね」
と思えるところに辿り着けると知っているから。

それは日本での仕事でも同じです。
うまくいかなくて落ち込むときも多々あります。
自営に安定なんてないし、お菓子屋は水商売だとわかっていても、お客さんが減ると不安がどっと押し寄せます。
ただ自分でやると決めたことを「投げ出す」とか「諦める」と後悔するのが目に見えているし、何より感情に流されていいことなんて皆無。
多少プランを変更しても、なんらかの形にしてやりきると決めています。
「自分に負けてたまるか」
とやりきったら、必ず自分の糧になる。

もちろんチャレンジを重ねるにつれて、失敗する回数も増えていきます。
でも私のいいところは(自分で言うか)、
かっこ悪い姿を晒しても恥ずかしくないところ
正確にいうと、人がカッコ悪いと思う事と、私がそう思うことにはズレがあるのかもしれません。
元々、私は自分に過剰な期待はしていないし、マヌケなのは私の味だと思っています。
それを見た第三者に批判されたとしても、それはその人の自由だし、一部でも
「なんか楽しそう」
「失敗してもいいんだ」
と思ってもらえる人がいたら意味はあると思っています。
特に子供達にはそう思ってもらえたら嬉しい。
失敗を恐れたらなーんもできなくなるよ。

というわけで、今回も私の致命的なミスを友人なっちゃんのファインプレーでリカバリーしていただいておいてなんですが、
家族や友人や仲間やお客さんや周りの皆さんに感謝して、
渉と清香ちゃんに感謝して、
精一杯やってきますぜ。
とりあえず眠い!