【雰囲気で持っていく作戦】

17年ブログを書き続けてきて、これが1番くっだらない内容です。
このマヌケをみて、笑ってもらえたら本望です。


9月のある日、厚木店のある厚木市のあつぎSDGsパートナーの登録式に行ってきました。
図らずも結果的にSDGsな事業を始めて12年。
植物性素材のお菓子の製造販売、地元の食材を使用して、チャリティーお菓子教室を開催したりと、これからも厚木と国分寺をベースに邁進してまいります。
地域の皆さま、手土産やギフト、普段使いにご贔屓にしていただけるとありがたいです。


この日
「集合写真くらい取るかもなぁ」
と想像して、自作の白シャツをきて、祖父のお下がりのパンツを履いて、普段着で行きました。
すると会場にはスーツのメンズがずらり。
数人だけいた女性はワンピースか、シフォンみたいなテロテロした生地のブラウス。
あー、これはちょっとまずいぞ。


指定された席に座り、市長が登壇してお話をされるのを拝聴し、司会の方が
「ではこれから社名をお呼びしますので、登壇して盾を受け取りツーショット撮影をします」
と。
オール綿 + サンダル + ほぼお化粧せず。
ひいき目に見ても、普段着がすぎる。


「つくりて合同会社」はあいうえお順で中盤なので、自分の出番までにできることは何かを考えます。
まず、足元のサンダルはどうにもならない。
靴下が黒、サンダルも黒だから目立たないことにする。
私は黒い靴を履いていると思い込む。


ライティングが暗いからお化粧をほぼしていない顔は疲れて見えるだろうけど、これはシャツの白がレフ板となることを期待するしかない。


髪はワックスを付けていないから、とりあえず耳にかけてピシッと感をだそう。


写真を撮る時、どんな表情がいいだろう。
笑顔が好印象だけど、他の人との写真で市長は歯を見せてないから、私も歯を見せずに、目を細めて微笑む感じにしよう。
目指すは上品な感じの微笑みだ、愛子さまを思い浮かべて、そう、それだ。


あとは堂々とするんだ、雰囲気で持っていくしかない。
これは得意なはずだ。
そんな事を考えながら自分の番を待ち、撮っていただいた写真がトップの写真。
アップにすると

なんとも言えない、イケてない私に脱帽。
ボートネックがズレてるし、少し上向いちゃってアゴが長くてぼんやりした表情、暗めのライティングもあいまって、とにかく湿っぽい仕上がり。
じっとり湿っぽい!

「これも思い出作りだから」
と開き直る私に
「これはまずいね」という渉。


この時にいらした市職員さんに今度お会いしたら、
「あの時は申し訳ありませんでした。」
と謝ろうと思います。
いくつになったら、オトナになれるのかしらね。