写真はチャイクッキー。
自家製のチャイシロップ、義理の両親が作った生姜入り。
暑い季節に冷えがちな体の芯を温めてくれることを期待して、というのは言い訳。
スパイス好きな方におすすめの一品です。
私は体が丈夫な方ではなく、冷え性気味でしたが、
運動が習慣化できてから10年ほど経ち、冷えなどは気にならなくなりました。
(体重が5kgくらい増えたせいもあると思う。)
「ちゃんと運動しててえらいですね」
と言われる事も多いけど、明らかに自分の状態がよくなるのを実感しているから、
自然と続いています。
ストレッチを始めたのは20歳頃。
自律神経が崩壊したのをきっかけにストレッチを始め、
30歳頃に仲間の薦めでランニングを始め、
最近はクロールを泳げるようになりたくて夏に水泳をやっています。
ランニングもそうですが、
泳ぐ事は精神がとても鍛えられるなと感じています。
私は子供時代にプールが大嫌いで、根っこに
「水が怖い」
という気持ちが強くあるので、
「怖いな」
と少しでも思うと体に力が入って、うまく泳げなくなり、息継ぎが荒れて苦しくなり、
さらにうまく泳げなくなるという悪循環にはいります。
特に泳ぎはじめの時にビビってしまうので、いかに気持ちをととのえて入るかがポイント。
そして苦手なクロールを泳いでいる時に隣の人がぴゅーっと抜いていくと、自分の進みが遅い気がしてこれまた力が入ってしまい、うまく泳げなくなって、息継ぎが荒れて苦しくなり、さらにうまく泳げなくなる
という悪循環にはいります。
ゆっくりでも進んでる事をきちんと認識して、いつも通りマイペースに自分を信じることの大切さを再認識。
一方、泳いでいる人を見ていると、派手に水飛沫を飛ばして、水面をぐわんぐわん揺らして、力づくで泳いでいる人、
水面を揺らさずに、最小限の動きですぅっと人魚みたいに泳いでいる人、
いろんな人がいます。
前者の方が本人は
「自分は泳いでるぞ」
と感じていると思うけど、力づくって長くは続かない。
ランニングもスイミングも同じで、筋力に頼って進むとバテるのが早い。
最終的に、淡々と、マイペースに、自分の前だけ見てやり続ける力が最強なんじゃなかろうかと思うわけです。
一方ランニングも水泳も、たぶん人生と同じだなと。
肩に力が入ると、周りと比べると、パフォーマンスが悪くなる。
できる事すら出来なくなる。
力づくで奪い取っても、そのツケはあとで必ず回ってくる。
そして自分の視点で前に進んでいないような気がして焦りそうなとき、
一歩づつでも進んでいたらそれはかならず積み重なって糧になると信じて、前だけ向いて突き進む。
個人競技の運動は、自分を見つめ直すきっかけになるね。