10日間ちょっと、カナダへ行ってきます。
イベントにアーティスト招致していただき、
お菓子のフリーデモンストレーションをしてきます。
私の準備は壊滅的な状況ですが、現地のチームつくりてと堂々と満面の笑みで楽しんできます。
土壇場の底力には自信あり!
「え?どした?なんの話?」
と思う方が多いと思います。
8年前、私は台湾でフリーイベントを行った時に声をかけていただき、7年前に同じイベントに招致されて、その時は現地で2ヶ月スタッフ宅に滞在しながら準備を進めてトロントとバンクーバーでデモンストレーションをしました。(その時の様子がこちら、こちら、こちら、こちら。ブログ記事はもっとたくさんありますぜ。)
その運営のスタッフ達とはそれ以降も会ったり、連絡をとり続けていて、
「コロナもひと段落したし、ゆい、一緒にやらない?」
な流れです。
イベント自体はトロントとバンクーバーで各3日間開催されますが、今回私はバンクーバーのみの参加です。
渡航前後の予定と滞在中の予定もピッチピチやで。
具体的な話がでたのは3月頃、
「ゆい、台湾でマーケット運営関わってるでしょ?私たちもイベント内でやりたいから一緒にやらない?」
と。
当時は秋催事の日程がびっちりだったので断ったものの、それでも
「やろーよー。」
と言ってくれていました。
そのタイミングでつくりてが参加していた催事運営会社が破産、秋の予定が白紙に。
状況的に損害と秋に見込んでいた売上をどう補填するかを考えるべき時ですが、
「カナダに行ける日程を確保できるチャンスはなかなかない。」
「わざわざ声をかけてくれるありがたさ。」
そんな気持ちも入り乱れました。
そして渉に話すと
「そんな来てって言ってくれてるなら、そこでみんなが笑顔になることは何なのかを考えてしてきたら?」
と。
そして話をする中で、彼らの中に
「ミックスカルチャーにポジティブイメージを持つきっかけを作りたい」
そんな思いが根底にあることがわかりました。
その趣旨を果たすには、
私が作っている既存のお菓子では役不足だと思いました。
マーケットに参加したとて、自分たちのブランドアピール、自己満足になってしまうなと。
それは私がやりたいことではないし、彼らが望んでいることでもない。
そこで
「私、フリーデモンストレーションをしたい。」
と言い出した私にボスは
「もー、わかったよ。コロナ後で規則が色々厳しくてできないこともあると思うけどサポートする。そしたら由衣の仲間をマーケットに誘って一緒においで。」
と。
これが6月13日、つくりて13年目初日のこと。
そこから本番まで2ヶ月ちょっと、準備期間が短すぎます。
そしてマーケットに参加したい人(かつクレイジーな誘いに乗ってくれる人)がいるかなと周りに声をかけるも日程が迫っている&ハイシーズンゆえ渡航費がかなり高いので、結果的にマーケットに参加したいと言ってくれたのは2人。
私から見てもまぁまぁクレイジーな同類に感謝です。
するとカナダのボスは
「初めの一歩としてはいい人数だ」
と。
私は聞き逃していませんよ、えぇ。
とりあえず前回滞在時に一緒に過ごしてくれた仲間たちと会えるのが楽しみ。
デモンストレーションと私の英語力は不安たっぷりですが、
「お菓子はコミュニケーションツールである」
この持論を自分自身が信じて、背中で見せてこようと思います。
ここまできたら、なるようにしかならん。
楽しむ姿勢を忘れずに、私!