【チャリティお菓子教室 その3 みんなの反応編】

お菓子教室の後にみんなで記念撮影その1。

記念撮影その2。
こんなにたくさんの方とお菓子作りを通して同じ時間をシェアできたことに感謝です。

今日はこのイベントの告知をした時の話。
「由衣さんが子供向けの教室をやるなんて意外でした」
そんな反応が予想以上でした。
我が家に子供がいないから?
確かに子供にまつわるイベントや活動って、世にいう「ママ」が主催運営していることが多いと思います。
裏を返せば、
「子供を持つ親は自分たちだけで子育てを抱え込んでいる感覚なんだ」
と思いました。

このようなフードパントリーを含む福祉活動の対象の方々に対して、
「本人の頑張りが足りない」
「計画性がなさすぎる」
「そんなの自分の責任だ」
と、少し否定的な声があることも知っています。
提供する側に対しても

「お金に余裕があるから出来るんだよ」

と否定的なコメントもあるから、顔を出して福祉活動をやると攻撃対象になるからやりたくないという方がおられる事も知っています。

そんな中で私はなぜ片足つっこんでいるのか。
「やりたいから」
「自分が役立てるかもしれないから」

それだけ。

私は対象者に対しての批判的な意見をどう捉えているかというと、
そういうパターンもあると思う。
私自身、最初は、
「子供には何の責任もない。いろんな経験がその子の考える力を養い、生きる力になる。そんな機会が平等に与えられる世の中に近づけるために、自分ができることをやろう。」
という気持ちで始めました。
ただ、いろんな話を見聞きして、親御さんの頑張りとは別に、いろんな不運が重なってそういう状況に陥ってしまうこともあると心底感じました。
誰だってボタンをひとつかけ間違ったら、福祉活動の対象になりうると気づきました。
そしてその人が生まれてから培ってきた強さや生きる力には個人差が大きくて、頑張りたくても頑張れない人もいることもわかりました。
だから、1組でも喜んでくれる親子がいるなら、私は自分ができる範囲でできる事をやろうと思いました。
これを相手がどう受け取るかは相手の自由だし、
SNSやこのブログを通して見てくださっている方がどう考えるかも自由だと思っています。

そして私は
「お金に余裕があるからやる」
じゃなくて、
「今自分ができることをやる」
私はそれだけだと思っています。
私は自分が人生通してかなりラッキーであるという自覚があり、1個数百円のお菓子を販売して家族は地味に楽しく暮らせていることが幸せだと思っています。
お金っていくら貯めたら” 余裕がある状態 “なんだろう?
詰まるところ、キリがないと思っています。
だから、今できることをちょっとづつでもやるだけ。

「普通」に暮らせていることは当たり前ではないねと思う今日この頃。
あえて「普通」という言葉を使いましたが、
もちろんその人の頑張りもおおいにあるけど、その人を形成した成長過程での環境がどうであったか、
今の社会的状況がどうであるか、
単に運が良かったかどうかも大きく影響している。

ご近所さん同士でお裾分けをし合うように、
ナチュラルにこういう活動はしたいし、
そういう仲間が増えるよう私が出来ることは
「背中で見せる」
それしかないと思っています。