【謙遜もほどほどに】

ずらっとスコーン。
メロン果汁で仕込んだ生地、焼成後にレモンアイシングをのせています。
焼き込むとメロンらしさは減ってしまうけれど、
お砂糖が少量でもしっかり甘くてしっとり仕上がります。
果糖のパワー炸裂!



今日はお客さんとの会話のおはなし。
「実はゆいさんのブログ、結構読んでます。でもそんなこと言ったら気持ち悪いかなって。」
そう仰ってくださる方がちらほらいらっしゃいます。
気持ち悪いだなんてとんでもない!
嬉しい楽しい大好き、です。
「今、まさにそんな問題に直面してたから、元気いただきました!」
と、そんな声をかけてくださる方もいらっしゃいます。
誰かが何かの壁にぶつかった時のヒントになればと思って書いているので、少しでもお役に立てているなら本望。

ブログを書き始めて15年。
最初の頃より伝えたい事がわかりやすい文章を書けるようになってきたかなと自負しております。
だから褒められた時は
「でしょー!」
「続けるのは得意だからさ、さすがに15年やって上手くならなかったら絶望だよね。あはは。」
とありがたくお言葉を受けとっています。
「お世辞で言ったのに、この人、魔に受けてやがる!」
と思われてるかもしれないけど、
アホと言われようとも、ありがたーくそのまま受け取っています。

褒められた時、そのまま受け取れるようになったのは、ここ数年。
それまでは
「いやいや、実際の私はしょーもないから。」
「そんな真面目じゃないから。」
と実際の自分と外面の自分に乖離があるなと苦しい気持ちもありました。
SNSで私は自分をよく見せてる奴なんじゃないかとも思っていました。
じゃあ今はなぜそのまま受け取れるのか、
その人からそう見えている、ということは事実なんだ。
と捉えられるようになったから。
私にはいろんな側面があって、
私から見た私と、その人から見た私で印象が違うのは当然だなと思ったら、
素直に受け止められるようになりました。
そして
「へー、そんな感じに見えてるんだ。」
と自分の新たな側面を知ることにも繋がるからありがたいなと。

だから例えばお子さんを育てているお客さんとお話ししているときに
「私なんて。。。」
などと謙遜される方もいらっしゃいますが、
私から見たら、子供を育てていることだけで十二分にすごい。
私視点ではそう見えていることは事実なので、
「でしょー。」
と捉えていいと思う、そしてその方がお互いにとって健やかだと思うのです。
心の中で謙遜することも大切だけど、何事もほどほどに。

少し前のブログにも書きましたが、
長所短所は誰しもあるから、
長所をいかに伸ばしていくかが健やかに生きる鍵だと私は思っています。
短所は謝って、誰かの手を借りて、相手の短所を自分が補えるように頑張ればよし!
みなさんのフィルターを通した私に対するコメントは、私の人生を豊かにしてくれるヒントなわけで、
とてもありがたく思っています。
短所じゃなくて、誰かの長所に注目して生きて行きたいですな。

ちなみに23年来の友人との会話
友「その靴、いいね。(蛍光イエローのスニーカー)」
私「でしょー(自慢げ)。どこらへんがいい?」
友「待ち合わせですぐに見つかるところ。」
私「なんか、思ってた答えと違ったわ。(爆笑)」

ほら、2人で笑い合って人生が豊かになったでしょ?