
オートミールのざくざくクッキー。
バターサンドに使っているこのクッキーは粉物好きの方の人気が高いお菓子。
私も大好き、このクッキー。
誰も気付いてないけど、
今の私はこの10年で1番、創作意欲にあふれています。
自分でもびっくりするくらい。
レシピを調整して、
玉砕しては新たな仮説を立てて試して、やっぱりうまくいかなくて。
そんなレシピ作りが楽しくて仕方ない、明日また試作するのが楽しみだと日々感じています。
それが商材として優れたものかという視点はおいといて、
この試行錯誤して自分なりの形を作り上げるこの過程が私の欲を満たしてくれるようです。
とにかく楽しい。
売上とか気にしなくていいよって言われたら、
たぶん私はずっとこれだけをやってると思う。
「ピンチをチャンスに変える」
という言葉があります。
私からしたら
「見方を変えたらピンチはチャンス」
がしっくりくる。
ふいに予定していた催事がごそっとなくなり、
週1休みを確保できるようになって1ヶ月が経過。
頭の疲れが少しづつ取れてきたようで、
「お菓子を作りたい」
というシンプルな気持ちを取り戻して爆発しているようです。
世界のお菓子を調べまくって知識を入れる余白もできてきたし、
エネルギーが回復してきたのか、お菓子の仕上がりもいい。気付かない間に私の脳疲労は蓄積していたんだなと。
一方で、秋の催事の予定がごそっとなくなって、焦る気持ちは正直あります。
しかし見方を変えたら、催事に追われない秋、つまり自由な秋なんて6年ぶりくらい?
ここですぐに現状復帰&損失補填しようとすることは進化につながらないので、
一旦、新鮮な空気を入れるつもりです。
息を吐き切った今なら、たくさんのおいしい空気を吸えるはず。
「秋に見込んでいた売上をどう補填しようか。」
じゃなくて、
「5年後につくりての周りにいてくれるみんなに笑顔になってもらうためには、今どう動き始めたらいいのか。」
と視点を変えて、
自分の長所を把握して生かして、一歩づつ進んでいこうと思っています。
目の前のことにとらわそうになる弱い自分に喝を入れて、
もう少し遠くを見て、
リスクは薄目で存在のみ確認しつつ、
チャレンジするアルヨ。