【月餅を通して学ぶ】

写真は抹茶皮の月餅。
中には自家製の甘夏ピールが入っています。
暑い時期でも柑橘系のお菓子なら食べやすい、とおっしゃるお客さんが多く、
数種類用意した月餅の中で一番に売り切れるフレーバーです。

Tsucuriteの月餅は口コミなどで認知度が高まっているようで、
これ目当てにイベントへ来てくださる初めてのお客さんも多くいらっしゃいます。
情報が伝わっていくスピードに少々驚きつつ、ありがたく思います。
作っている本人も太鼓判のお菓子ですが、レシピのブラッシュアップを続けて進化させていくつもりです。

ここからは余談。
この月餅フィーバー然り、
” 世の中の情報伝達の速さ ” や ” 世界の狭さ ”
を実感している今日この頃です。
どちらも前から分かっていたことですが、
私「え!なんでもうそれ知ってるの?」
友人「◯◯さんから聞いたよ。」
とか、
私「え!あの人とあなたって知り合いだったの?!」
友人「そうそう、全然違う友達を通して知り合ったの。」
なんてことが続発しています。

友人の輪が広がっていくこと、そして喜びをシェアできることは何より嬉しいです。

一方でマイナスな情報も同じようなスピードで伝わっていくことを実感しています。
どーでもいい噂話は置いといて、不誠実な対応をすれば、自分が想像だにしない範囲にまでその情報が拡散していく。
悲しいかな、不信感もたくさんの人がシェアすることになる。

元来私はポカをすることも多い性分ですが(小学生時代にランドセルを置き忘れたほど)、その時は言い訳をせず素直に謝ります。
なぜかって、言い訳の99%以上はその人自身の都合であり、自分を納得させるためであって、相手には関係のないことだと思うから。
加えて自分を卑下するようなことも言わないよう気をつけます。
「頭悪くてすみません」
「仕事が遅くてすみません」
などなど、言われた側が嫌な気持ちになるだけで何の問題解決にもならないと思うのです。

こうしてつらつらと書きましたが、要は
「素直であること」
が何より大切だと感じています。
「ありがとう。」
「ごめんなさい。」
幼い頃に教わったこの2つを曇りなく使えるような大人でありたいと強く思う今日この頃です。