【大家族になりました】

現在、私は常滑へ戻っています。

東京の賃貸の家を引き払って1ヶ月ちょっと経ちました。
最近、お客さんが
「常滑での生活はなれましたか?」
と声をかけて下さることも多いのですが、今は繁忙期ゆえ東京にいる時間の方が多くなっています。
今回も常滑にいるのは1週間ほど。
GWには東京で出店の予定です。
今の私のお仕事スタイルでは東京の工房でしか働けないので、仕事の時は東京の実家で暮らしています。
母のサポートのおかげで、私は仕事に集中できる環境にあり、それはそれは感謝です。
そんな恵まれた環境にいるからには、
「東京にいる時は精一杯お仕事をする。」
と心に決めています。

その結果、遊びも抑えて仕事中心、空いた時間は家族との時間にしようと考えて暮らしていたはずなのに、気づけば充実しすぎの日々。
2週間ぶりに常滑へ戻ったら、
「顔色が青白いよ。大丈夫?」
と相棒に言われてしまい、東京にいる時間と仕事量の塩梅を見直す必要性を感じています。

離れている間、相棒とはちょくちょく連絡を取り合っていました。
LINEやメッセージを使うこともあるけれど、便利なのはFacetime。
パソコンやスマホでできる、ネット回線を使ったテレビ電話です。

1枚目の写真はFacetime越しに常滑の家の猫たちを眺める私。

写真を見て分かる通り、子猫が5人産まれたのさ!

チーちゃん(母猫)は半年以上前に知り合った頃からお腹が大きかったので、
「妊娠してるのかな?でもずっとお腹が大きいからふくよかなのかな?」
と相棒と話していました。
持ち上げたりできるほど仲良くなれていないので、もう少し仲良くなったら病院へと思っていたのですが、自体が急変したのは私が東京へ来て4日目の4月12日。

朝から相棒が
「チーちゃんの様子がおかしい。鳴き方がキューキューってなっている。」
といい、獣医さんなどにも相談して、夜には自宅で出産が始まりました。

そして翌朝には5人のメンバーが揃ったというわけ。
仕事でいっぱいいっぱいの中、
「もう大変だよ。」
といいつつも満面の笑みを浮かべていた相棒、ご苦労様!
人間よりも猫を大事に捉えるほどの人なので、さぞかし疲れただろうに。

それから私が東京へいる間、相棒は猫の動画を送ってきたり、Facetimeを通して猫たちを見せてくれたり、まるで私たちは
「出産で里帰りしている妻と、子供の元へ行けない単身赴任中の夫」
みたいな感じになりましたとさ。

子猫が生まれてから、私はチーちゃんに会いたくて仕方ありませんでした。
理由はないけれど、チーちゃんに会いたい!
相棒は子猫たちを見せてくれているのだけど、私の視線の先はチーちゃん。
彼女はおいそれと触らせてはくれないけれど、それでも恋しいのです。
ラジオで中国語の勉強をしていたら、
「チーチャン、起床と言う意味です。」
なんて言われた日には、チーちゃんに思いをはせてしまうのでした。

というわけで、我が家は一気に大家族となりました。
私の常滑での役割は、相棒のサポート。
つまり家事と猫たちのお世話なのだ!
子猫たちの離乳食、猫たちの食事について勉強するぞと。