【上海の旅 その1】

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忘れないうちに
今回の上海旅行についての記事を書こうと思います。
無理矢理に旅行の日程を確保したため、
「パスポートとお金さえ持っていれば大丈夫」
と自分に言い聞かせて、
寝不足の状態で東京駅へ。
ここからはバスで空港まで連れて行ってくれます。
違う言語が飛び交うバス乗り場。
そしてバスの中ではしっかり寝て、
茨城空港に到着。
以前TVで茨城空港の竣工を見て、
「ここからのってみたいな」
と思っていたので、念願の場所。
小さな空港なので免税店はほとんどないし、
地元のおばちゃんが干し芋を売っていたり、
ほのぼのとしていい感じ。
そして初めてのLCCでしたが、
持ち込み荷物の制限や機内サービスがない等、
いつもとは違うけど、
私にとっては問題なし。
いつもと大きく違ったのは、
周りの人が日本人かどうかわからないこと。
炊飯器を持っているとか、
お洋服の雰囲気で判別出来る人もいるけど、
ほとんどが謎。
海外で中国人に間違われない私ですら、
空港職員に中国語で話しかけられたから、
プロでも見分けにくいってことね。
今までは、
いろんな肌の色の、いろんな国の人の中にポツンと入る事が多かったので、
完全に中国人と日本人のみのフライトは
不思議な感覚です。
いつもの事ながら、
海外へ行く数日前から、
「なんで私、海外なんて行く事にしたんだろー」
と不安に襲われて、
出発ロビーでTVを見ながら、
「次にこれを見られるのは3日後かぁ。」
なんて感傷に浸り、
離陸する瞬間にはそれがマックスに達します。
帰国する日には
「帰りたくないよー」
って思うのもいつもの事。
矛盾だらけだけど、本音はこうだから仕方ない。
今回の行き先は上海。
前から行きたいと思っていた国ではないけど、
上海で働いている友人もいることだし、
安くて短期間で行けるし、
行ってみようというわけ。
反日と言われているところに実際行ってみて、
荒波にもまれようの巻。
日本国内やネット上の情報だけじゃなくて、
自分で見ないと、何もわからないしね。
以前、アブダビの空港ロビーで
席を譲った私が日本人と分かった途端、
態度を変えた中国人を目の当たりにして
「なーにー!」
とカルチャーショックを受けたけど、
「今回の旅では人の優しさに触れられるはず」
と信じています。
いい事も悪い事もたくさん経験して、
たくましくなるぞと意気込んで出発したのでした。