【鬼子母神手創り市】

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鬼子母神手創り市のご報告です。
1枚目の写真は
右がお手伝いをしてくれた友達のにいやん、
左が過労&嬉しさで妙なテンションの私。
私がピースするなんてレアな写真だな。
ちなみにこの日の帽子、シャツ、スカートは手作りです。
『手創り市』
だもんね。
そこはこだわっちゃいました。
朝は17kgの荷物を担いで出発。
7kgを担いだ状態で、
更に10kgを担ごうとしゃがむと立ち上がれない!
腰がどうこうと言うわけじゃなくて、
「完全にもちあがる気配がない」
って感じ。
体重の40%を越える荷物は
重い方を担いでから軽い方を担ぐの必須らしい。
駅では、
荷物+私の幅は改札を通れないと判明し、
駅員さんの目の前の改札を行ったり来たりして通過。
電車では変な荷物を持つ私をチラチラ見る方も見受けられましたが、
そんなの気にしてる余裕はなし。
そして汗だくで会場に着き、
お手伝いしてくれる友達のにいやんも来てくれて、
せっせと並べました。
9時会場とともにお客さんがいらしてくださり、
疲れや暑さなんて一気に吹き飛びました。
接客って本当に楽しい!
お客さんの反応や意見も聞けるし、
たわいもない会話には
ヒントがたくさん転がっています。
反対にお客さんが身につけているお洋服や装飾品が気になって、
「それは手彫りですか?」
なんて私が質問する事も多い一日でした。
そして驚いたのが
「ブログをいつも拝見させていただいています。」
と言ってくださった方が10人くらいいらした事。
しかも老若男女問わず。
その度に私は
「ブログで想像していた風貌と違ってたらごめんなさい!」
と。
「CMで拝見していたので。」
なんて仰る方もいて、
しっかり私のブログを読んでくださっているんだなと感動。
一個人のブログとはいえ、
きちんと責任感を胸に綴っていこうと改めて思ったのでした。
そして今回のラインナップはこんな感じ。
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今が旬の枝豆、かぼちゃ、大葉、山椒を使ったものや、
色味が綺麗で楽しくなる様なラインナップにしました。
お客さんからよく聞いたコメントBest3は
「お菓子には珍しい食材を使っている」
「色味が綺麗でアートですね。かわいい。」
「卵も牛乳もバターも使ってないんですね。」
食材に関しては
旬のものを使うのがモットー。
そして奇をてらっているわけではないのですが、
醤油、味噌、酒粕、山椒やシソなどのスパイス類も
焼菓子との相性がいいと思っているのでよく使う材料です。
色味に関しては
今回かなり工夫した点。
「見た目の楽しさも味の一部」
と思っています。
焼菓子はどれも茶系になりがちですが、
カラフルな色合いの方が作っている私自身もウキウキ楽しいので、
 ・かぼちゃの黄色を綺麗に出すには、豆乳or水?
 ・枝豆の色味を残せる焼成温度&時間
などなど試作を重ねていたので、
綺麗と言っていただけてとても嬉しかったです。
アートなんて呼べる代物ではありませんが、
自分の作った物を『作品』と捉えていただけたことに
とても、とても感動しました。
卵や乳製品の使用に関して、
今回は2種類だけバターを使ったものを用意し、
18種類は乳製品不使用で作りました。
接客をしていると、
やはりアレルギーや主義をお持ちの方が多いんだなと感じました。
お子さんがアレルギー体質という方も多く、
「これなら子供でも食べられます!」
というお母さんの嬉しそうな顔や
「イモ!」
とお菓子を指差すお子さんの姿は脳裏に焼き付きました。
大人でも
「乳製品を食べると体調が悪くなる」
なんて方も想像以上に多くいらっしゃいました。
まだ日本ではそういう方はminorityですが、
「誰でも安心して毎日食べられるおやつ」
はこれからも私の中のテーマとして持っていこうっと。
また、
上品な女性2人がお菓子をかなり吟味されていました。
お話をしていると「食」に関して強いこだわりをお持ちの様だったので、
私としては
「気に入ってもらえるかな」
と心配だったのですが、
購入した数分後、
「さっきいただいたお菓子がとても美味しかったので、
 もっと買って帰ります。」
と再度来てくださった事にも感動しました。
心の中では
「・・・まぁ!」
と感動の嵐で、
「ありがとうございます!!!」
とお辞儀する事しか出来ませんでしたが、
本当に嬉しかったです。
そして
幼なじみ、中高時代の友達、会社勤め時代の先輩、
ベーグルカフェ時代の同僚、両親、親戚、その他知り合いの方も
たくさん来てくださいました。
両親とは恒例の
「変顔写真」
をしっかりと撮りました。
カメラマンをしてくれた友達には
「すごい顔だけどいいの?」
と言われたけど、
後で見て笑える写真の方が楽しいからOK。
幼なじみは
「熱中症にならないように」
なんてアクエリアスを差し入れてくれて、
もう感動だね。
とにかくお菓子の前に立ちっぱなしだったので、
会場内の他のお店をゆっくりと見る事は出来ませんでしたが、
近くのブースのコーヒー屋さん、お菓子屋さん、パン屋さん、
色んな方と知り合う事ができてとても楽しかったです。
お互いに
「よかったらこれ食べてください」
と差し入れしあったり、
「こんなイベントがあるよ」
と情報交換をしたり、
とにかく楽しい1日でした。
とはいえ休む暇はなく、
帰りには新宿で成果材料を2.5kg買って、
家に帰るとレシピをねっている私。
今回のイベントを通して、
「私と同じ感覚や趣向を持っている人はいるんだ」
と少し自信をつけることができました。
家族や友達に支えられて、
これからも日々精進するのみ!