【国分寺店の営業自粛について】

写真は国分寺店に掲示してある張り紙。
デザインは渉、文言は私です。
二人を知る人なら、
「渉がこんな言葉遣いはしないよねぇ。」
と分かるでしょう。
ちからを合わせていきまっせー!

そして国分寺へ郵送して、母に掲示してもらった様子がこちら。

今日は、今回の国分寺店の営業自粛について書こうと思います。
まずはじめに、都や国の方針ではTSUCURITEのような小売店は営業自粛要請の対象外です。
なので最初はお休みせず続けるつもりでした。
ドアを開けっ放しで、マスクをして、手指の消毒をして。
しかし、ここで家族の中でいろんな意見が出ました。
誰もが初めてのことで、誰の意見が正しいのかもわからない。
加えて、私はしばらく東京の様子を自分の目で見ていないから、状況がリアルにわからない。

そしてお菓子屋が生活に必須の存在であるのかという疑問。
お腹を満たすためなら、生活に必須ではない。
でもお腹と心を満たせるものを作っているという自負はあります。
体が壊れることも辛いけれど、心が荒むことは同じくらい辛い。個人的には後者の方が辛い。
だから、ものすごく悩みました。

が、最終的には国分寺店でお店番を手伝ってくれている母の意見を尊重して、国分寺店をお休みすることにしました。
私がお店番に行くとなると、移動しなくてはいけない。
車で移動するのはアリですが、
私が感染者数の多い東京でお店番をすることで、厚木のお店に来られるお客さんを不安にさせてしまうリスクもあるだろうし。

その分、私は通販と厚木店に集中する1ヶ月間と位置付けています。
手指の消毒、マスク、健康管理はしっかりして。
厚木店はお散歩途中の方やご近所さんがいらしていて、
「お店が開いていてよかった。」
「今日はこのお菓子を食べるのが楽しみ。」
との声を聞き、私自身とても嬉しく思っています。

またインスタグラムで
「インスタを見ていますと言われると、嬉しはずかし、でも嬉しいです。」
と書いた翌日から、
「あ、インスタ見てます!」
とおっしゃってくださる方が激増し、元気をチャージさせていただいています。

国分寺店は現時点で5月6日まで(緊急事態宣言の間)、お休みの予定です。
本音を言うと、私みたいな極小お菓子屋ですら、1ヶ月お休みは大打撃。
本業が別にあるならまだしも、これを生業にしてご飯を食べている身としては、まー厳しいぜ。
しかも一旦お休みにしてしまうと、何かきっかけがないと再開しづらいという悩みもあります。

でも、そんなことを言っていても仕方ないので、今できることに目を向けて、集中しようと思います。
ずっと作りたかったお菓子の素を作ったり、
後回しになりがちだったブログを書いたり、
趣味のお裁縫もしよう。

このブログを読んでくださっている皆さんも、
必要以上に不安にかられず、” 今ここ修造 “の気持ちを忘れずにお過ごしくださいませ。