【台湾遠征その7 台北のニューショップ】


私は台北の朝市や昔ながらの街並みが好きですが、
今回は今流行っている場所にも足を運んでみました。

まずは二吉軒。
製造所も兼ねている豆乳のお店です。
今っぽいイラストが目を引きます。(後で調べたら日本のイラストレーターさんの作品でした。)
たまたま通った裏道で見つけたのですが、平日の午後にもかかわらず台湾女子が集っていました。

ファクトリーっぽいディスプレイも今っぽい!

豆乳はプレーン、微糖、フレーバー付きのものなど多数あり、
私は微糖豆乳を選びました。

かなり大きめサイズ(350mlくらい??)で45元ほど。
微糖と言っても甘さはかなり少なめで飲みやすい。
これはボトルが欲しくて買っちゃう人も多いだろうな。

個人的には街中の豆乳屋さんの豆乳の方が好きだけど、量が多い上に持ち歩きできるボトルじゃないから、
こちらの方が買いやすいなと。

そしてお次はこちら。

入口がテーラーのようなお菓子屋さん。
入口を入って進むと行き止まりに扉が3つ。
開けていいのかしら、でも開けないと中に進めないなと開けてみたらマネキンが立っていてビビってしまいましたとさ。
そして無事中に入ると、お姉さんが試食を用意してくれました。

エシレバターを使ったパイナップルケーキ風クッキー。
パイナップルケーキで有名なSunny hillsと同じように、これは無料のサービスです。
いわゆるパイナップルケーキよりもクッキー生地がリッチで、中身が甘酸っぱい印象。
ちなみに購入するときにはパッケージが選べます。


オリジナル箱をオーダーする身としては、
「15種類も作っちゃうだなんて勇気あるなぁ。」
と思ってしまいました。

そしてお次は友人が教えてくれたお店。

琅茶 ウルフティー。
お茶のお店です。
中に入るとこんな感じ。

店員のお姉さんが色々と試飲させてくれました。
Single Origin(一つの産地で同じときに収穫されたもの)にこだわっているそう。
同じ味を保とうとするのではなくて、その時その場所で味が異なるものだと定義して、お茶を楽しむというスタンス。

そして一種類買ってきたのですが、
感動したのがパッケージの内側にお茶の情報や美味しい淹れ方が素敵なイラスト入りで書いてあること。
美味しい淹れ方が簡単に文字だけで記載されているものは多々ありますが、
それを綺麗にわかりやすく、しかも別添じゃなくてパッケージ自体に書いてあることがスマート。
単にお茶を売るんじゃなくて、お客さんにお茶を楽しんで欲しいという心意気や無駄なもの(別添のリーフレット)をなくしてシンプルにしようという心意気が伝わってきました。
上っ面のパッケージの体裁を整えるだけじゃダメだし、無駄なものをなくすことはお客さんにもプラスだよなという教訓。

物を売るんじゃなくて、体験を売る。
物を買うんじゃなくて、そのお店の心意気に投資する。
そんなことを感じたニューショップ探訪でした。