【自分ごとにできるか否かが鍵である】

写真は6月に常滑で試作していたお菓子。
チャパティみたいな生地を何層にも重ねて、円筒状に丸めて、薄く切って、山のような形状に焼き上げています。
この中にあんこを入れてみたり、クリームを入れてみたり、空っぽのままにしてみたり。

実はこれ、ある人のアドバイスを契機に考えたお菓子でした。
自分ではやろうと思わないものにチャレンジするのもアリかなと始め、試作を続けましたが、形にならず断念。

この経験を通して、
「うまくいくかいかないかは、自分ごとにできるか否かにかかっている。」
という事を学ぶの巻。
私は心のどこかで
「なんか違う。」
と思い続けたからうまくいかずに断念するに至ったんだなと。
また自分で再度試作をしたいと思って再開した時には成功するだろうと思うわけです。

ここからはだいぶ話が逸れていきますので、ご了承ください。

世の中には” 誰かの何かをサポートする仕事 ”がたくさんあります。
いわゆる士業という人たちもそうだし、相棒もそう。
相棒は企業の” こうなりたい ”という姿を明確化して、目標を定め、そこに向かうためのステップを組み、形にしていく、そんな仕事をしています。
はたから見ていて、彼のような仕事だと特に
「自分ごとにできるか否か。」
がキーワードになるんだろうなと思うわけです。

自分がこうしたいという観点は横に置くこと。
私を含め何か作る系の人は
「こうしたい」
「ああしたい」
という自己主張が強いけれど、サポートタイプの職種の場合はその外部の自己主張が本来向かうべき場所に行くのを邪魔してしまうことが多いように思います。
根拠のあるデータに基づく見解ならOKだけど、外部からの
「こっちの方がオシャレだ」
などという感覚的な、感情的な主張は事態を混乱させてしまう。

そういう時には
「目的」
を再確認すると、事態が丸く収まります。
サービス業において、その目的は大概 ” お客さんに良いサービスを提供すること “に集約されます。
お客さんが喜ぶ
→スタッフたちも嬉しい
→スタッフたちがそこで働くことに誇りを持てる
→さらにいいサービスを提供できるようになる
といういい循環が出来上がる。

最近の相棒はこのスタイルが馴染んできたようですが、
私はまだまだ自己主張の塊。
精進せねばと思うところです。

と、今日は脱線しまくりですが、最近感じた
” 自分ごとにできるか否かが重要 ”
ということに関して書くことで、自分の中でまとめることができましたとさ。