【梅エキスの作り方】

5月半ば、和歌山の梅農家の前田さんから
「改良内田(梅の品種)いる?」
と連絡をいただきました。
そこでありがたくお願いして、届いた梅が写真のもの。
特大で綺麗な果肉の梅が5kg到着!
こんな大きな玉は市場には出回らないそう。
そんな貴重なものをありがとうございます

梅干し用の梅は6月に前田さんにお願いする予定なので、
今回は梅干し以外の使い道を探ります。

1つ目、カリカリ梅。

塩と、よく洗った卵の殻(炭酸カルシウム)を出汁袋に入れて、重しをのせるだけ。

2つ目、梅エキス。
クエン酸がたっぷり入って疲労回復にもいいアイツです。
まずは梅をジューサーでドロドロにして、

晒しで絞ります。
この作業はかなり力を要します。
重いものを持ち上げる機会が多い私でも筋肉痛になったほど。

そして絞った液を煮詰めていきます。
ひたすらに、ただひたすらに。
ガス代なんて気にしちゃダメです。

そして出来上がったのがこちら。

1kgの梅が50gの梅エキスになりました。
あんなに苦労したのに、時間をかけたのに、たったこれだけ。

そして副産物のこちら。

晒しで絞った梅肉。
これはお砂糖と一緒に煮て、ジャムにしました。

この他にも原糖で梅シロップを仕込み、2018年第1弾の梅仕事5kgは終了。

5kgの箱が届いた瞬間、
「あれ、5kgってこんな少なかったっけ?」
と感覚が麻痺している自分がいたので、
今年の梅干し用梅は10kgお願いしてしまいました。
6月の梅仕事本番が楽しみです。