【しかるべきタイミング】

4月のある日、打ち合わせへ向かう途中で東京タワーに出くわしました。
私は東京生まれ東京育ちですが、新宿以東にはあまり縁がなく、
「東京タワーだ!」
とテンションが上がって写真を撮った次第です。
スカイツリーより、東京タワー派。
ちなみに東京タワーを見る前にしていた打ち合わせは、最高の形には向かいませんでした。
これを一番に願っていたのは、紛れもなく相棒。
とても残念がっていましたが、当の本人はそうだよねと妙に納得しています。

それは、これまでの人生において
「物事にはしかるべきタイミングというものがあって、上手くいくときはトントン拍子に進むし、その時期じゃない時には進めようとしてもうまく進まない。」
と感じているから。
「力不足だ。もっと頑張れたはずなのに」と自分を責めたり蔑んだりするわけではなくて、「その時期ではない」ということに尽きると思うのです。
その時のベストは尽くしているつもりだし、自分の中でまだ揺らいでいるという自覚があるので、妙に納得なのです。
具体的な内容は違えど、こういうことは誰もが経験すること。
例えば彼氏に振られたとか、彼女ができないとか、昇進できないとか、試験に落ちたとか。
それが原因でモヤモヤするのは当たり前。
人間の弱さ、つまり人間らしさだと思います。
でもいつまでもそんな自分に酔ったり、固執して悲劇のヒロインでい続けても何も変わらない。
それが本望ならいいけれど、わたしゃもっと清々しく生きたいよ!
昨年感じていた「近いうちに転機がやってくる」という予感は見事に当たり、事態は大きく動き出しています。
常滑と東京の半分づつの生活もそれに拍車をかけた要素の一つ。

というわけで、後悔しないようにベストを尽くし続けようと改めて思ったのでした。