【関西の旅 その3  相棒と京都】

この2日間、お知らせで中断していましたが、今日からまた関西の旅のお話に戻ります。
3日目、この日は京都で相棒と合流。
観光地へ2人で来るなんて、何年ぶりだろう。
外国人観光客の多さと、バス待ちの行列に驚きつつ、京都タワー前から徒歩で出発です。

駅から少し歩いたところには鴨川が流れていました。

私の中で、鴨川といえば、鴨川ホルモー。
8年前に公開された邦画です。
「ここがあの鴨川か。」
と見ている私がこちら。

そしてここからまたしばらく歩き、着いたのが三十三間堂。

もともと行くつもりはなかったのですが、一番の目的地の目の前にあるので立ち寄りました。
室内は写真NGなのが残念ですが、1000体の千手観音がズラーッと並んでいて圧巻です。
建物の周りはぐるっと歩いて見て回ることができます。

私「別に私の写真撮らなくていいよ。」
相棒「人が入っている写真の方が見てて面白いよ。ブログで使えるでしょ。」
とのことなので、相棒撮影のiphone写真を載せてみました。
太ったのがバレバレだけど、仕方あるまい!

そして、私の1番の目的地に到着。

京都国立博物館の平成知新館。
ニューヨークのMoMaが気に入った私に友人が勧めてくれた建物です。

入口付近から撮った写真がこちら。

細長い窓割りと、細い部材が和を感じさせます。
中から見ると、こんな感じ。

エントランスといい、ロビーといい、
すーっとまっすぐに伸びる空間がとても清々しい気持ちになります。
壁面や床などの面がぴっちり揃っているのも、清々しさの要因なのかしら。

昔から、何かに集中すると口が開いてしまう私。。。間抜けだ。。。
ちなみに以前使われていた博物館はこちら。

これはこれで素敵ですな。

そしてまたここからお散歩を再開。
道すがら、五重塔を発見!

法観寺の八坂の塔です。
子供の頃は興味が湧かなかったけれど、今は細かい造作が気になって仕方ありません。
ここで小腹が空いたので、参道でおやつ。

卯の花が入ったおまんじゅう。
優しい味で、暖かくて、しみじみ美味しい。

ここから祇園の方へ行き、祇園風のエルメスの店舗を見つけたので入店。

私はブランド物には興味がないけれど、祇園店限定の商品もあったので好きな人にとっては特別な場所なんだろうな。

そして私たちは葛切りを食べに鍵善良房四条本店へ。
席に着くと、まずお茶と落雁を出してくださいます。

この落雁が妙に美味しく感じたのは、歩き疲れていたからだろうか。
落雁で美味しいと思ったのは初めてでした。

そして葛切りの登場。

2段重になっていて、上の段に蜜(黒蜜をセレクト)、下の段に葛切り。
たっぷりと入っているので、葛切りは2人で1つ、そしておうす(お抹茶)を頼んで正解でした。

これがですね、コシが強くて、黒蜜は濃厚なんだけど後味さっぱりで美味!
今まで
「葛切りよりも、わらび餅かあんみつ派」
でしたが、これは美味しい。
ちょっとはまってしまいました。

それから近くの八坂神社にお参り。

レンタル浴衣を着た外国人観光客がとても多くいらっしゃいました。
確かに、台湾の友人も京都で着てたなぁと思いながらお参りをして、帰路へ向かいました。

修学旅行以来の京都は、あの頃の思い出とは全然違う場所でした。
あの頃は連れまわされているという感覚で、興味を持っていなかったからかしら。
受け身だった子供時代の自分がちょっと残念に思えた34歳の冬なりし。