【上海の旅 その6】

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お昼を食べてから、
友人おすすめのお茶屋さんへ行ってお茶を購入し、
1930へ。
屠殺場をリノベーションした商業施設です。
どこから写真を撮っても絵になる建物。
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無骨でデザインとは無縁そうな屠殺場だけど、
かなり自由な造りになっていて面白い。
「この坂道を動物が引きずられていったんだろうな」
と思わせる側面もあるけど、
梁が通路の腰壁にささっていたり、
階段のふみ面がものすごく狭かったり、
柱が造形的だったり、
不思議な空間。
上海というと大都会なイメージですが、
この1930の裏はこんな感じ。
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昔からある長屋の様な住宅群。
このギャップが上海らしさでもあるんだろうなと。
例えば街を歩いていても、
メイン通りは東京よりもっとバブリーで都会的な印象ですが、
1本裏手に行くと、
窓から突き出した棒に洗濯物を干している様な場所が広がります。
ちなみにK-11という
大きな商業ビルのエスカレーター入り口はこんな感じ。
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日本のファッションブランドも入っているような、
高級路線の施設。
ローカルな場所との空気感の違いは大きい。
歩いている人達は、
ヒールを履いて、しっかりお化粧をしている人もいれば、
ローカルエリアはすっぴんにモンペみたいな人が多くいて、
その差が一目瞭然。
友人に話すと、
「上海から出ると、もっとギャップがすごいよ」
とのこと。
そういうところを目の当たりにすると、
ここは日本じゃないんだなと改めて感じます。