ユダ

TSUTAYAで偶然見つけた『ユダ』というDVD。
お金をかけてない感じ、
好きで映画を作ってるのかなという期待感、
そして光石研に惹かれて借りてみました。
しかし、しかし・・・でした。
性同一性障害の主人公を取り囲む話なのですが、
リアリティのなさ、不自然なカメラの揺れが気になってしまって。
十人十色だけど私はイマイチ。
私は昔からマイノリティに興味を持つ傾向がある。
性同一性障害、同性愛者など。
上っ面の知識や偏見で彼らを避難するのは間違っていると思うし、
それを堂々とオープンにして、自分に正直に人生を楽しんでいる人はかっこいいと思う。
あとは飢餓。
これは世界的に見たらマイノリティではないのかもしれないけど。
私は決して正義感が強いわけではない。
ただ自分にはないもの、自分の周りにはないものに対しての興味が強い。
ワールドカップを見ていると
「この国は乳幼児の死亡率が高いんだよな。」
とか気になってしまう。
海外青年協力隊とか、実際に行動している人は素晴らしい。
そして気になりつつも何も行動を起こしていない自分が恥ずかしくもある。
こうやって映画を見終わった後もいろいろと考えを巡らせられるところが
邦画の魅力だと思う。