【枠を飛び出す準備】

8月後半、疲れと達成感で頭がぼーっとしているというお話を先日のブログに書きました。
去年までの私だったら、ぼーっとして作業が進まなかったら焦ってしんどかったろうに。
基本、生き急ぐ人生なので。
しかし今回は
「大丈夫、今はそういう時」
という謎の落ち着きがありました。
歳のせいかな?
気になっていた体の不具合のチェックをしてもらって、淡々とお菓子を作りながら、ランニングしながら、頑張りすぎないことに努めていました。
気力が低下するときもあるさと。



そして8月後半から徐々にムズムズと。
こんな事したいな、あんな事できるかな、どこから手をつけた方がいいかな、なんて朝ランしながら考えていました。
でも今だ!って気はしてないんだよなぁと思っていたら、9月2日
「今だ!」
のタイミングが来ました。


台湾のボスから
「そろそろじゃないか」
と連絡が。

お店を構えてからつくりてと私を知ってくださった方はご存じないと思いますが、
私はコロナ前まで毎年台湾でワークショップやったり、マーケット参加したり、ここ数年は台湾のマーケット運営側でお手伝いさせていただくという活動をしています。
私にとってのライフワーク、
「台湾と日本の架け橋の一助になること」


一番最初に台湾へ行ったのは、9年前くらい。
マーケットが好きなので、台湾のマーケットに参加したかったから。
単身乗り込んで、現地で友達ができて、その友達と友達になってという最高なループの結果、
ワークショップをするようになり、
この楽しさをモノづくりをしている日本人にもシェアしたいなと思って
「日本人達を連れて行って、みんなでイベントやりたい」
と言い出し、私が台湾の兄さん姉さんと慕う夫婦がそのマーケット主催者さんに話してみたらどうだろうとなり、話したら
「いいね!」
とトントン拍子に話が進んで、という流れでした。
私は物事の進め方が彼らと似てるから(超速)、物事をストレートにいうから、走りながら軌道修正していくやり方だから、一緒にやっていて心地いい。
そして私は中国語はさっぱりですが、つたない英語と、なにより私が台湾で活動する時にいつも一緒に泣き笑いしてくれる台湾人のトリリンガルなっちゃんがいれば百人力!
怖いものはないのである。


というわけで、世の中の情勢やコロナや、不確定要因はたくさんあるけど、来年秋に向けて準備を始めようと。
連絡をもらったその日の夜中に1時間ほど主催者の彼となっちゃんと私の3人でチャットで、大まかな日程と場所、方針を決めるというスピード感。
途中でなっちゃんが
「2人とも早い!しかもお互いの言葉を理解してる!」
と驚いていました。(ちなみになっちゃんも一般的にみたらスピード早めな人です。)
私は中国語の文章がなんとなく理解できて、彼は日本語の文章がなんとなく理解できるという謎の進化を遂げていたのでした。
おそらくコミュニケーションを取る回数が増えれば増えるほど、お互いが言いたい事がわかる様になるんだよね。


加えて、私はTSUCURITE として台湾でやりたい事をコロナ前から温めてます。
温めすぎてヒヨコが出てきちゃうんじゃないかってくらい。
法律的なことやご縁など、クリアして実現できる気はさらさらしてないけど、チャレンジしないで後悔したくない。
これまでの経験上、想像とは少し違った形で、想像よりナイスな形で何かしら楽しいことが実現すると思っています。
どんなんになるかなぁ、楽しみだなぁ、きっとまた怒ったり泣いたりして、ボロボロに疲れ切った挙句に満面の笑みに包まれるんだろうなぁ。
なっちゃん、また2人で喜怒哀楽を共にしてね。


ちなみにお店、催事、通販ももちろん全力でお客さんに喜んでもらえる様に試行錯誤して楽しみます。
これはこれで楽しい私のライフワーク。
アイデアはたくさんあるし、お客さんにもっと喜んでもらいたいから。

というわけでそろそろ私、枠を飛び出す準備を始めてもいいよね?
関係各者、2023年11月だからね、メモしといてね。