【ターニングポイント】

写真は5年前、トロントで行われたオーケストラコンサート会場の液晶に映る私。
(指揮者は偶然、同じ桐朋を卒業した方でした。彼は音大、私は普通科の中高ですが

。)

SNSを見ていると、
「何年前の投稿です」
と自分の過去の投稿が表示されることがあります。
先日、表示されたのは5年前の投稿。
「日本を離れて41日目、本番1日目。食材を含む全ての荷物を積んだトラックが来ず、中止になるプログラム続出の中、私はスタッフ達の全力サポートにより無事終了。どんな困難にぶち当たっても笑顔で心から楽しめるのは、全てスタッフ達のおかげだと思う。とにかく楽しい一日だった!明日も楽しみ!」
と投稿していました。

カナダでのデモンストレーション初日のハプニングの投稿でした。
(カナダでの様子はこちらからご覧ください。)
これは私の人生の中でとても大きな出来事。
これ以降は、たいがいのハプニングがあっても5分で気持ちを切り替えて
「今できるベストを尽くそう」
と動けるようになりました。

だってさ、2ヶ月近く英語だけで仲間と一緒に暮らしながら準備してきた1時間のデモンストレーションの本番当日朝に全ての荷物(オーブンなどの機材を含む)が届かない!!!ってなったんだよ?
起きて5分でスタッフの車に乗り込み、車内で代替案を考え、食材を買い、会場で変更したプログラムをスタッフ達と共有して、本番を迎え、お客さんにはそのトラブルを感じさせないものができたんだよ?
人生初の英語のデモンストレーション+質疑応答を笑顔で無事にできたんだよ?
もうね、信頼しあえる仲間と同じ方向を向くことができたら、私には怖いものはないわと学びました。

経験している最中はわからないけど、振り返ると
「あれは私の人生のターニングポイントだったな」
と思う出来事って誰しもがあると思います。
受験、就職、結婚、出産など人生の節目とされる「決断」を想像する人が多いかもしれない。


私にとっては、信頼できる人から「健やかに生きる術」を学んだ時がターニングポイントです。
カナダでの出来事は、自分とバックグラウンドが全く違う人たちと一つのことに取り組んだから、
お互いを讃えあう文化とか、バックグラウンドの違いを認め合う文化とか、それまでの自分が意識せずに生きてきたことに注目することになりました。
どう考えても、私のつたない英語のデモンストレーションを見て
「You did it!」
って言える文化、日本にはないもんね。

これはわかりやすい例ですが、日本でも
「あー、そういう考え方もあるね。そうしたら今の私が直面している壁は乗り越えられそうだぞ。」
と思うことがしばしばあります。
その考え方を紐解くと、ちょうど自分が直面している問題を解決するヒントになる一言が会話の中に隠れているというか、
立場や直面している問題が違っても、妙にタイミングがリンクしているというか、(その人はこういう壁にぶつかっていて、それは私がぶつかっている壁と同じようなものだと感じているから、その人は今私にそういう話をしたんだろうな、みたいな)、
うまく言語化できないのですが。

とにもかくにも、私は周りの人に恵まれてるね。
ありがたや!

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