【TSUCURITEの今後】

写真は先月の通販の箱詰めをしている時に撮ったもの。
焼菓子が敬遠される夏、たくさんのご注文をいただき心から感謝しております!
今月のご自宅用セットもありがたいことにご好評いただいたので、9月もやろうかなと思っています。
近日中に通販サイトにUPいたします。

先月も今月も通販を作りながら、この先のTSUCURITEのことを考えていました。
本音を言うと、この半年は不安でいっぱいでした。
今まで通りにお菓子を作り続けてお客さんは来てくださるんだろうか、
動画をやったほうがいいんだろうか、ONLINEイベントに参加したほうがいいんだろうか、などなど、良くも悪くも周りの影響を受けて悶々としていたな、と振り返っています。
街中の閉店の掲示をたくさん目にしてしまったのも悪い影響でした。

そして今現在、
ワクワクするものを考えて提供すること
に尽きる、それだけを考えていこうと思っています。

このご時世、誰もが先の見えない不安と戦っている。
コロナ以前と同じようには戻らないんだから、その不安を払拭するには、自分を変えていくのが一番効率的。
” どうしたらワクワクしてもらえるか “という軸がぶれないように気をつけながら、TSUCURITEの活動を考えて変化していけば間違いないはず。
逆に変化を拒んだり、過去にすがっていたらお先真っ暗。
変化していく自分やTSUCURITEを
「こんな風になるとは思ってなかったねー。」
と楽しんでいこうと思います。
一方で周りの動きに同調しなくちゃいけない、なんて視点もいらない。
周りの動きは一応情報としていれておく、くらいの気持ちで十分。
だってワクワクしてもらえそうな考えや工夫もないのに、ONLINEイベントに出たとしても誰も得しないものね。
「たくさん売って、お金を稼ごう。」
じゃなくて、
「こうしたらワクワクしてもらえるぞ。」
という心持ちで挑んでなんぼですわ。

世の中に渦巻く、ふわふわっとした不安の渦にのみこまれるところだったわ、危なかった!セーフ!

具体的には、届いた時にもっとワクワクできる通販を模索中です。
店頭販売だと、お店に来る高揚感や店員とのやりとりなど” ワクワク要素 “はいろいろあるけれど、
通販は箱がポンと届くだけ。
箱を開けた時のワクワク感を高めたいと模索中です。

店頭販売では、もっと地域に根ざしたお店にしたいと模索中。
地域イベントが軒並み中止になってしまった今年、
どうしたらもっと喜んでもらえるだろう。
厚木や国分寺の食材をもっと積極的に使ったり、庭や外構のお手入れをしようかしら。
初めてのお店運営ゆえに難しい課題ですが、
思いついたことをちょこちょこと試そうと思います。

そして「手創り市にでたい」という思いで開業した會田由衣個人としては、今までとは違うマーケットとの関わり方を模索中です。
正直に言うと、用意された場に参加するだけじゃ物足りなくなってしまったのね。
大学受験の小論文にも書いた
場を作りたい
という気持ちは今もずっと変わっていなくて、それをこの環境下でどうやって具現化できるか考えています。
これまでは台湾の好好マーケットにご協力いただいて、
「日本人作家と台湾人が交流できる場を作りたい」
という形で進めてきましたが、今は渡航ができない状況。
もちろん台湾での活動は続けていく気満々ですが、
それができない今、日本で何かできないかなと。
台湾の友人たちと協力して、何かできないかなと。
実はこの2つ、すでに動き出しています。
ひさしぶりにワクワクが止まらないよね、うまくいかない可能性も大いにあるけれど、ワクワクは止まらないよね。

というわけで、TSUCURITEはとまらない。
海外渡航ができず、催事が軒並み中止になるこの期間は、お店や通販の強化に当てるために設けられたんだと。

コロナが収束して、海外渡航ができるようになったら、TSUCURITEを知らない人たちに揉まれる環境に行って、そこで活動して、ぐったりしてきたい。
未知との遭遇にぞくぞくしたい。
そんな気持ちを土台にして、今をたのしむべし。