【袋の有料化について】

写真は厚木店店頭の掲示。
環境保全の観点から、手提げの紙袋は有料とさせていただきます。(ガトー、詰合わせ商品は紙袋込みです。)
手なしの紙袋は今まで通りサービスとさせていただきますが、
「エコバッグあるよ」
「保冷バッグもってるよ」
という方はじゃんじゃんお声がけいただければと思います。
ビニールだけじゃなくて、紙袋も資源だからね。
私は数年前から常にエコバッグを持ち歩いているのですが、
ゴミが減ってとても快適なんだな!

今日は、この判断に至った経緯について。
5月頃から周りのお菓子屋さんやパン屋さんのなかで、レジ袋有料化の際にどういう対応にするかということは、大きなトピックでした。
法律は ” ビニール製のレジ袋 ”についてのみですが、紙袋だって資源。
これを機会に、紙袋もすべて有料にするとおっしゃるお店もたくさんありました。
もちろん環境保全の観点からもそうですが、単価が低い商品を扱うお店は紙袋など包装資材のコストや発注の手間を減らしたいという正直な気持ちもあります。
この対応が私の周りのスタンダードでした。

そして私は悩みました。
考えていたことは、下記の通り。

・国分寺と厚木では生活スタイルが違うから。
国分寺は歩いてお買い物へいくのが基本。
TSUCURITEへ来てくださるのは近隣の方がほとんどなので、マイバッグを持っている方が大多数。
レジ袋有料化の前から
「袋いりません。」
というお客さんが多くいらっしゃいました。
そしてゴミ捨てが指定有料袋です。

一方、厚木は車でお買い物へ行くのが基本。
そしてゴミ捨て袋の指定はないので、スーパーのレジ袋でごみを捨てている人が多数。
だからレジ袋有料化になる前はマイバッグを使っている人は東京と比べて明らかに少なめ。

こんなことを肌で感じていたので、急にTSUCURITEの紙袋をすべて有料化したら、厚木店は困る方が多そうだなと。

2、衛生面の懸念

コロナ禍の真っ只中、お菓子を持ち帰る際の衛生面が気がかり。
まだエコバッグに慣れていない方も多いだろうし、
スーパーの店員さん曰く、きちんと洗濯をして使用していない方も多いとな。
そんなタイミングで紙袋の有料化を図るのは得策なのかと疑問に思いました。

3、ギフト需要のお菓子について

デイリーのお菓子を気に入ってくださって、ギフトに使ってくださる方が増え、とても嬉しく思っています。
「お菓子はコミュニケーションツールだ」
と思っている身として、つくりて冥利に尽きるってもんだ。
そしてギフトとして持って行く時には、ものを裸ではなく手提げ袋に入れて渡すのが、それを持ち帰る相手への心遣いだとおもうので、
こちらがギフト商品として用意しているものに関しては、紙袋を別途有料とするのはナシだなと。

こんなことを考えていました。
もちろん、紙袋の使用量を減らすことも環境保全に繋がると思っています。
なので、今後みなさんがエコバッグに慣れて、
「エコバッグを持つのが当たり前」
という社会になった時には、デイリー品ご購入時の紙袋はすべて有料とさせていただこうと思っています。

自分の頭でしっかりと考えて出した結論。
ご来店の際はご協力をお願いいたします。