【漬物樽とマカロン】

DSC01835.jpg
今日は
私が妙に気に入っている写真から始めます。
6月中旬の話。
文房具カフェへ納品へ行った帰りに買ってきたのが
写真の物。
手前は知り合いの方が
「ここのが一番美味しい」
と教えてくれたLADUREEのマカロン。
マカロンの触感と
キーンとくる甘さが苦手な私ですが、
そう言われたら食べてみないとね。
結果、これは美味しい!
皮(?)の甘さは控えめで、
フィリングの甘さは強いけど、口の中に残らず、
すっと消えていきます。
しかもフワフワとした触感で、
今までのマカロンの概念が変わる一品になりました。
そして写真奥に写っているのは漬物樽。
友人から梅狩りお手伝いのお礼としていただいた
16kgの梅の10kg分を梅干しにするために購入。
次の写真は
梅を常温で放置して2日経過後のもの。
DSC01846.jpg
真緑だった梅が徐々に黄色みを帯び、
我が家のリビングが杏の香りで満たされています。
梅と杏は同じバラ科サクラ属だから
杏の香りがするんだなと思いつつ過ごしました。
最初は甘い香りが心地よく感じられたものの、
この頃はちょっとしんどくなっていました。
いい香りも常に嗅いでいると辛いものらしい。
そしてその2日後、
梅干しを仕込みました。
一方、残りの6kgはどうしたのかというと、
1kgはカリカリ梅に挑戦。
DSC01828.jpg
小梅で作った事はあったけど、
大きな梅で作るのは初めてです。
作り方は途中まで梅干しとほぼ同じ。
にがり、塩、ひたひたの水に入れて3日ほど冷蔵保存してから、
新しい水に入れて2日間塩抜きをして、
その後、お酢とお砂糖に漬けます。
そして1kg分はらっきょう酢漬け。
梅狩りをした場所にいたおばあさんに聞いたレシピです。
レシピといっても、
青梅のままらっきょう酢に漬けるだけらしい。
出来上がったものは甘くて、
お茶請けにするとのこと。
現在、少し発酵気味なので、
うまくできるかは不明なりし。
そして残り4kg分の梅はジャムにしました。
DSC01849.jpg
一旦、梅を冷凍してから、
きび砂糖と一緒に煮ていきます。
ちなみに
梅を冷凍すると、
梅の繊維が壊れて、きめ細かいジャムができます。
そして
4kgの梅が2kgのジャムに変身。
こうして2015年最初の梅仕事は完了。
7月終わり頃、
10kgの梅を天日干しにする作業が待っているかと思うと
ゾッとしますが、
美味しくて安心な梅干しができあがる事を考えたら、
仕方ないのである!