【コマ】

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バレンタイン翌日、
午前中に作業してから、いざ横浜へ。
この場所は学生の頃から好きな場所です。
久しぶりに来た大さんばしは
観光客と、カップルがキラキラしていました。
しかーし、
私の目的はホールで開催されていた
世界コマ大戦。
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マラソンメンバーがかかわっていて、
FBで盛り上がっている様子を見て、
一度体験してみたかったのね。
簡単に言うと、
自作のコマを同時に回して、
場外に出たり、止まってしまったら負けというルール。
製造業や高専の方達が出場していて、
この日は各地の予選を勝ち上がった精鋭達の決勝大会。
ベトナム、韓国、インドネシア、ボリビアなど海外勢もいるのである。
何の知識もない私ですが、
気づいたらエキサイトしていました。
「コマ」
とと一言で言っても、
各自いろんな創意工夫が施されています。
コマの重心を低くした重い正統派、
回転時の遠心力でバネが広がって相手をぶっ飛ばす派、
外装にイボイボをつけて衝突時に弾く派などなど。
私が作るとしたら、
正統派じゃなくて、飛び道具的な事を考えるだろな。
回す人の精神力と集中力が勝敗を左右するという、
人間ドラマも見られます。
いやぁ、コマは奥深い!
やはり私がここでも気になったのが、
海外勢。
30代息子とお父さんで参加した韓国代表は負けた後の挨拶で
「お父さんといい思い出ができました」
と。
家族を大事にする韓国の習慣を目の当たりにしました。
ボリビアから来た16歳の少年は
「日本に連れてきて下さり、ありがとうございます。」
と感謝の気持ちを述べていました。
今回の横浜開催にあたり、
基金を作って彼らの来日が実現できたそう。
帰り道、ふと
「ボリビアの少年は日本にどんな印象を持っただろう。」
と気になってしまいました。
南米最貧国のボリビア。
よほどのことがない限り、
彼はもう日本に来る事はないだろう。
いい思い出が出来たならよかったよかった。
「日本に来ている外国人には親切にしよう」
と改めて思ったのでした。
あ、日本人にももちろんね。