【半歩先のサービス】

のりつんは今朝も窓から外を眺めています。
2歳も近づき、だいぶ大人っぽい見た目になりました。

今日は12月、東京から猫たちの待つ常滑へ帰るときのお話。
私はたいがい高速バスを利用しています。
(その理由などは以前書いたこちらをご覧ください)

いつも同じ会社を利用しているのですが、中には提携会社が運行している便もあります。
勝手な私の統計では、提携会社より運営している会社の便の方が運転手さんがgood。
だから予約するときにチェックして、できるだけ運営会社の便を選んで乗っています。
そして乗車後のアンケートも毎回返信しています。
とてもgoodな運転手さんの時も、ちょっと残念な時も。
私自身もサービスを提供している側として、意見や激励の言葉をもらえるのはモチベーションの向上やサービスの改善につながると知っているから。

少し話が脱線しましたが、今回の運転手さんは私史上最高でした。
まず一つ目に、“英語でアナウンスがあったこと”
自動音声のアナウンスの中では英語、韓国語、中国語がありますが、
運転手本人の口から英語でアナウンスがあったのは初めて。
飛行機の機内アナウンスのように “Ladys and gentlemen”と始まった時にはビックリ。
途中の進行状況なども、毎度日本語の後に英語のアナウンスをしていました。
英語が得意ではない私から見ても、抑揚のある心のこもった話しぶりでした。

今思えば、飛行機では当たり前なのになぜ今まで高速バスでなかったんだろう。
そんな” 人の半歩先を行くサービス ”を実践できている彼のプロ意識を感じました。

2つ目は、”休憩地で降りる乗客に行ってらっしゃいと笑顔で声をかけていたこと”
今まで乗ったバスでこんなドライバーはいませんでした。
たいがいは目も合わさず、何も言わず、業務記録に目を通しています。

ちなみに休憩地のSAでドライバーさんを見かけたのですが、施設のスタッフにも同じように笑顔で対応していました。
彼はいつでも誰に対しても、こういう対応ができる人なんだなと。

仕事の業種は違えど、プロ意識を持ち、その中で何ができるかを真剣に考えて取り組む姿を学びました。
と同時に、仕事の時だけ繕っているつもりでもその人柄は滲み出てしまうものだから、
人間力をつけることが大切なんだと改めて認識したクリスマスイブでした。

あー、いいクリスマスプレゼントもらった!