【味とB品_VISION GLASS】

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この日は朝に納品用のお菓子をこさえ、
午後はコモンライフのオーナーさんと
visionglassさんの新店舗へ。
visionglassは
インドの実験器具を作っている工場で生産されたグラスです。
でも船便で送られてきたものには
日本人消費者にとってB品に値するものも多くあります。
工場生産といえど、
人の手が加わったりアナログな作業工程も多いので、
歪んでたり、傷が付いていたり、
気泡が入っていたりするものも多く出てくるそう。
それらの品を実際に見せて頂きましたが、
「ライトにかざしてみたら、確かに傷があるな。」
程度のものがたくさん。
インド基準ではOKなものが
日本ではB品扱い。
「Japan quality」なんて言葉があるけど、
「B品」と「味」の違いってなんだろうと思うわけです。
背景とストーリーを知っていたら、
ちょっと歪んでいたり、傷が付いているのは、
私には「味」に見えるんだけどな。
これらの商品が行き場を失うのは、悲しすぎます。
医療器具など健康に被害を及ぼしそうなものは別として、
均一化されたものより魅力的。
ただその背景を知らない誰かにプレゼントするとしたら、
綺麗なものを選ぶのが無難。
手作り市が好きな人は
この私の価値観を理解してくれるかもしれませんが、
日本全体でみたら、
それは少数派かもしれない。
Japan Qualityとはなんぞや。
難しい問題である!