【せり】

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写真は
お菓子を通して知り合った方が送ってくれたセリ。
まずはおすすめのしゃぶしゃぶ風で頂いたら、
香りが豊かで、
歯ごたえがシャキシャキで美味しいのなんのって。
お味噌汁やおひたしにしても美味しかったなぁ。
そしてその翌々日には
クリスマスでキラキラした表参道を
新聞紙に包んだセリを持って歩き、
文房具カフェのメニュー会議へも持参。
それがどう使用されたのかは、
また別の日に。
せりとお菓子を担いで電車や徒歩で移動していた時、
頭の中で無意識に1年を振り返っていました。
つくりて1年目は
「各地の手作り市に出て行こう」
と千葉や神奈川にもズンズン乗り込んでいきました。
喜んで下さるブログ読者の方もいるし、
初めてお会いする出店者さんもいるし、
楽しいのです。
ただ2年目に入り、
私が出店したのは
鬼子母神、養源寺、深大寺だけ。
理由はいろいろありますが、
その3箇所に共通するのは
「主催者に共感できる」
という事。
例えば
規約に反した販売をしている出店者さんを見てみぬフリしたり、
出店料を多く得るために製造許可証を持たない食品出店者もOKにしたり、
その他いろいろと
「なんか違うな」
と思う場所には出ないようになりました。
最初は
「あくまで出させてもらう立場だし、仕方ない」
と続けて出た場所もあるけど、
そこは自分をしっかりと持たないとなと。
不思議なもので、
そういう手作り市では理不尽な事を仰るお客さんにあう事もあって。
手作り市って、
主催者さんが「キャストに出店してもらっている」わけでもなく、
キャストが「出店させてもらってる」わけでもなく、
そこにいるみんなで作っていくものだと思います。
もちろん主催者さんには感謝感謝だけど、
「出店者も来場者も輝ける場所を作る」
って同じ目的にいろんな角度から力を注いでいるイメージ。
それは卸しでも同じ事。
お菓子を置いて下さっている文房具カフェ、comonlifeには
心の底から感謝しています。
卸しってうまくいかない事が多いらしいけど、
私の場合はどちらのお店も
「置かせてやってるぞ」
なんて思っていないのが伝わっているからか、
とても気持ちよく続けられています。
その中で私が出来るのは
「精一杯お菓子を作る事」
だけ。
文房具カフェに関しては
「メニュー考案に尽力する事」
もね。
文房具カフェについては、
1年目はちょっとビビっている部分があって、
メニュー考案で変に遠慮してしまっている部分がありました。
お料理の基礎も、名もない私が、
意見を言っていいんだろうかって。
オーナー達は
「いや、最初からガンガン意見してたよ」
って言うかもしれないけど、
私の中ではかなり控えめでいました。
でも今は大きな顔して、
思った事をズケズケと意見するようになりました。
なんていうか、
そういう関係を築けたって事なんだろうな。
なんだか偉そうな事を言っていますが、
そういう恵まれた環境の中で、
自分に自信のない私が、
「自分を信じなきゃだめだよ」と相棒に諭された私が、
少しは前に進めたかな、と思うわけです。
来年の年末も
「昨年末よりは一歩先に進んだな」
と思える1年になります様に!