【お芋で化学を考える】

DSC07013.jpg
写真は
卸先でも手作り市でも出している
芋いもパウンド。
紫芋と紅あずまを使った
どこか懐かしい味のお菓子です。
これを作っていて、
また化学の力を再確認。
紅いもを粗つぶしにしているので、
まだら模様が浮かび上がっています。
おそらくは
しっかりペースト状になったお芋とベーキングパウダーとが反応を起こして、
酸性に傾いたところが黄色くなり、
ベーキングパウダーと触れなかったお芋部分は
そのままの色を保ったんじゃなかろうかと。
ちなみにサイドから見た様子がこちら。
DSC07014.jpg
やや紫色は残っているものの、黄色味を帯びています。
焼き色かなとも思ったけど、
これはパウンド型と触れて酸性に傾いた、とも推測できます。
今、私の頭の中はこの
「pH問題」
でいっぱいです。
ネットで調べたり、人に聞いたりして、
推測して、試して・・・
の繰り返し。
日々の作業の中で見つけた疑問が
少しずつ解けていくのって
ものすごく楽しい。
生活の役にたつわけではないけど、
なんだかとても燃えています。
まだ解読しきれてないけど、
答えに近づいている実感は
おおありなのさ。