【身体をはる】

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我が家には
焼いたクッキーをパッケージして、置いておく棚があります。
賞味期限を設定するために、
そこにお菓子を一定期間置いて食べてみて、
状態をチェックしています。
写真は
その棚の奥に忘れ去られていた、
2ヶ月半前のクッキー。
「物は試しだ」
と食べてみたところ、
イケる種類もあることが発覚!
同じ環境に置いておいても
舌がピリッとするもの、
油ヤケがヒドいもの、
遜色なく食べられるもの、
様々です。
もちろん焼いて1週間くらいが美味しいけどね。
私が思うその違いの理由は
まず、クッキー生地の自由水の残留量。
例えば、
・焼成時間が短いもの、
・煮豆やコンポートなどを使ったもの、
は傷みやすい。
これは想像にたやすいはず。
そして2つ目、
グルテンが多い材料を使うと傷みやすい様子。
例えばお芋やかぼちゃなどを使ったもの。
グルテン膜が水分を内包してしまい、
焼成段階で水分が抜けきらないのが原因かな。
つまり薄力粉より強力粉を使ったお菓子の方が傷みやすいという事。
2つ目は私の実験結果と推測に基づいているだけだから、
真偽のほどは不明だし、
case by caseなのが大前提。
これからの季節、
お菓子の品質管理にはより一層気をつけていかねばと肝に銘じています。
保存料不使用ゆえ、もともと賞味期限は短いのですが、
20℃を超えると、
一気に劣化が進みやすくなるからね。
というわけで、
これから9月あたりまで、
Tsucuriteのお菓子は賞味期限を短く設定します。
ご了承ください!
そろそろ夏ならではのレシピを考えだそうっと。