ぎおん 徳屋 と 草間彌生

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久しぶりに友達のみーちゃんとおでかけ。
spiralで食器を見てから、
ワタリウムで「草間彌生展」を鑑賞。
草間さんのことは
 ・水玉が好き
 ・真っ赤なウィッグをつけている
くらいしか予備知識がありませんでした。
でも今回の展示では作品紹介はもちろん、
彼女の考え方や作品にかける思い、
アメリカへ渡ることになったきっかけ等、
彼女についてのおおまかな紹介があるので
予備知識なしでも楽しめました。
食べることさえままならなくても作品を作り続けるってすごい。
ある種の強迫観念?使命感?楽しすぎるから?
「本当にこれでいいのかな?」
「うん、やっぱりいいんだ!」
としばしば自問自答している私。
そんな自分を信じる力の弱い私から見る草間さんはまぶしすぎます。
でも今でこそ草間さんは日本でも評価されているけど、
当時の日本ではminorityとして受け入れられづらかったんじゃないかな、
と勝手に想像してしまいました。
それから歩いてvacantへ。
見に行ったのは
SENTINELS OF TIME ~レザーで作る夢の時間~
レザー小物やレザーを組んで作った小さな家などの展示です。
見ていたらウキウキしてきて、
私も革細工をしたくなってきました。
それから休憩へ。
向かったのはぎおん 徳屋。
教徒で有名な甘味のお店の原宿店。
私が食べたのは
黒蜜ときな粉の「黒みつかき氷」
細かく砕かれた氷の上にたっぷりの黒蜜ときな粉がふんわりとかかっています。
その脇には黒蜜にひたった白玉。
かき氷といえば出店で食べるジャリジャリしたイメージだったのですが、
これは全く違います。
氷のふんわり感といい、
黒蜜のコクといい、
黒蜜がじんわりとしみた白玉といい、
かなり贅沢な甘味。
目の前に運ばれてきた時はサイズの大きさにビビりましたが、
あっという間にぺろりと平らげてしまいました。
お洋服屋さんの一角にあることもあり、
人の動きが少し気になってしまいますが、
スタッフさんの接客も丁寧でほっこりしました。
みーちゃんは美術館、展示、映画など
芸術全般のイベントにたくさん足を運んでいます。
そんな彼女と一緒にいると
自分だけだったら得られない様な知識や経験を得ることができます。
自分の世界観も大事だけど、
そこに閉じこもらずにいろんな世界を見て、
いいところを吸収して、
自分ワールドを広げていきたいものです。
私と彼女は全然違うようで、
生活の中で同じ様な事を思っている事もあって、
妙に落ち着く友達。
私は彼女に何か齎すことができているのだろうか、
とちょっと不安になったりもしますが、
共通の友人が
「2人はとても似ている」
と引き合わせてくれたことに感謝感謝。