【パンタスティックの幕開け】

今日は14日から始まったパンタスティック@コクーンシティ(さいたま新都心)について。
まだまだ30日まで開催中なので、どうぞ宜しく。

春頃から、私はここで新作を披露しようと準備をしていました。
写真は実際の陳列。

オリジナルの箱、月餅とチョコサンドビスのパッケージがお披露目になりました。
アン・ガトーに関してはお菓子も新作、月餅とチョコサンドはレシピをリニューアルしました。

自分で並べたいからとお願いして、初日の営業前にスタッフさんと一緒に並べました。
そして開店後の様子がこちら。

平日の朝なのに、レジにはすでに行列。
シャッターが開いてお客さんが入ってくる光景はまるで、踊る大捜査線のワンシーンみたいでした。

もちろんその前後も違うイベントのお菓子づくりに追われていたので、その日は並べて製造へ。
そして夜に陳列を相棒と確認したら、POPが足りないなと気付くの巻。
しかも翌日から3連休だから、POPはできるだけ早く現場に届けたい。
その結果、相棒が常滑で追加のPOPを作っている間に私は菓子製造に励み、
POPができた段階で印刷へ行き、母が厚紙に貼って整えてくれたものを、私が閉店少し前のコクーンシティへ持っていくという連携プレーになりました。

アンガトーの大きな写真、断面図の写真をプラス、

月餅も各種POPを置き、

無事に陳列。
そんなに無理しなくていいじゃないかと言われればそれまでですが、
このような大きな催事に商品を出せる、お客さんの反応を見れる機会はそう多くない。
だとしたら、そこできちんとトライ&エラーをして、次はもっとよりよくしたい。
後でベストを尽くさなかったことを後悔するのは嫌なのです。
ヘロヘロで、すっぴんに帽子を目深にかぶり、超絶ダサいピンクTシャツでコクーン登場はやや後悔ですが、その時のベストは尽くしたから仕方なかろう。

そんな状態で追加のPOPを陳列していたら、商品を見ている女性を発見。
何の気なしに話しかけ、お菓子について説明をしたら、嬉しそうな顔でお菓子をいくつもご購入してくださりました。
とても嬉しかったです。
いつもイベントで直接販売するときも嬉しいけれど、このときは私が初めてお菓子を販売した時のことを思い出しました。

いつも手創り市で販売しているものとは印象がガラリと変わって、パッケージも作り込んで、原材料も高価な素材も使って、ギフトにぴったりのラインナップ。
夏頃から
「お客さんが手に取ってくれるんだろうか。」
と不安で不安で仕方ありませんでした。
9月に入ってからはずっと胃がムカムカしているし、睡眠も浅いし、緊張状態が続くほどに怖かったです。
そして今は、そのお菓子たちがお客さんに受け入れられ、コクーンまで来てくれた手創り市常連さんにも喜んでいただき、少しホッとしています。
まだまだすべてにおいてブラッシュアップが必須ですが、TSUCURITEができることの世界がぐーっと広がりました。
やりたくても、リスクを考えてできずにいたことをこの先一つづつクリアして、お客さんと私がともにワクワクするようなものを作っていこうと思います。

TSUCURITEのお菓子を手に取ってくださる皆さん、
instaやFBで応援してくれる皆さん、
家族、
そしてこのような機会を与えてくれるJinさんありがとう!