【初めてのオリジナル箱作り】

ざっと並んだアンガトーの箱。
見た目はもちろん、しっかりした貼り箱で、紙の手触りも素敵!
自画自賛ですが、何度見ても心がワクワクします。
ワクワクしている余裕なんかなくて、アンガトーの梱包に精を出さねば集荷が来てしまうのですが、やっぱり見入ってしまいます。

今日はTSUCURITEオリジナル箱についてのお話です。

オリジナルの箱を作ったのは初めての経験でした。
発注のロットが大きいこと、製作費が高いこと、一つの箱でいろんなお菓子に対応させるのは難しいこと、作るならもの心から気にいるものを作りたい、などが理由です。

最初知り合いの方にお願いしようと考えていたところスケジュール等が合わず、
相棒が以前仕事でお世話になった箱屋さんも条件が合わず、
でもデビュー日は9月14日と決めていて、
「お盆も挟むから、お盆前には発注しないと!」
焦りまくっていた8月頭。

ネットで探して見つけたディーキューブさんに相談のメールをしたところ、
ご担当の方がとても親身になって相談に乗ってくださり、
休日まで対応してくださり、無事に9月頭納品となりました。
感謝に尽きます。

箱作りに関して、私と相棒は素人。
同じメーカーの柄違いの紙でも、柄の具合で厚さやテクスチャーが少しでも変わってくると製箱機械の設定を調整しないといけないと知り、驚きました。
それを知らず小ロット発注になってしまったにもかかわらず、対応してくださったことに頭が下がります。
加えて私たちの強い希望でItalyのROSSI社の紙を使いましたが、製箱会社さんの方で取り扱いのある紙の中から選ぶケースがほとんど。
紙をこちらで手配して送るなんて、手間も費用もかけるのはイレギュラーらしい。

そんなイレギュラー発注にも対応していただき、いろいろとご苦労をかけましたが、おかげでとてもいいものが出来上がりました。
「作るからには納得のいく良いものを作りたいので、サンプル用の紙も送ってください。」
とおっしゃったディーキューブさんの心意気の賜物だと思います。
相棒なんか
「1こづつ取っておきたいけど、一人でも多くのお客さんに喜んでもらいたいからなぁ。」
と。

そして紙は愛知にある老舗の「紙の温度」さんにお願いしました。
今後も紙を発注したい旨をお伝えし、ご担当の方も色々とご協力くださることになりました。
ありがたい。
愛知へ引っ越さなかったら出会えなかったかと思うと、ご縁を感じてしまいます。

そして帯は相棒デザイン、印刷はレトロ印刷JAMさん。
レトロ印刷の風合いと紙の透け感、相棒のふわふわっと風に乗るような爽やかなデザインがたまりません。

TSUCURITEのオリジナル紙箱はこうして出来上がりました。
正直なところ、お菓子屋としてはあり得ないほど単価の高い箱です。
加えて、このお菓子の原材料もあり得ないほど高いので、
「こんなに高い箱をたくさん作っちゃっていいんだろうか。」
と何度立ち止まったことか。
でも今はとても満足しています。
箱もお菓子も、納得のいくいいものを作るのに適当な価格だなと。
経費削減は経営の上で大切な考え方ですが、お金をかけるべきところにはきちんと使う。
そんなことを学んだ、アンガトー作りでした。

ディーキューブさん、紙の温度さん、ありがとうございました。
そしてこれからもずずずいっとよろしくお願い致します。

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