【野良猫を保護するということ】

language:
スポンサーリンク

写真のトマトは常滑の家のお隣さん、田中さんが持ってきてくれたもの。
数ヶ月前に戸建てに引越してきた田中さん宅には猫がいて、
スポーツマンの旦那さんはランニングもやっていて、
我が相棒とよく世間話をしていて、
何かあれば差し入れをしあったり、我が家の猫を見に来たり、仲良くさせていただいています。
田中家の子供達がプールで遊ぶ姿を見て、私たちも夏を感じる今日この頃。

そんな8月のある日の夜のこと、外から子猫の鳴き声が聞こえました。
1年前にちーちゃんが我が家で子猫を産んだ時、毎日のように聞いていた声だったので、すぐに子猫だとわかりましたが姿は見えず。
そして翌朝、田中さんのお庭で歩いている姿を発見。
ずーっと大きな声で鳴き続けてお母さんを探しているようです。

しかしお母さんとはぐれた訳ではということはわかりました。
野良猫は乳ばなれをすると、お母さんが子供を威嚇して自分の縄張りから追い出すから。
それは限られた食料しかない場所で共倒れしないように、種の保存のためにする行動です。
そして追い出された子猫は自分の力でご飯を見つけ、自分の縄張りを作って暮らしていきます。
それができない子はそれまで。
野良の世界は厳しいのである。

猛暑の中、ひたすらに鳴き続ける子猫。
私も相棒も気が気でなく、特に相棒はちょくちょく外へ行っては子猫を見守っていました。
我が家の窓の近くまで来て、窓越しに対面したちーちゃんとニクオ氏はシャーっと威嚇していましたが、のりつんは初めて見る子猫に固まっていましたとさ。
ニクオさんがのりつん達に初めて会った時、戸惑っていた様子を思い出した瞬間でした。

そして子猫を保護するか、話し合いました。
しかし我が家には野良出身の2匹+その子供1匹がいて、さらに1匹飼うことは現実的に難しいという結論に至りました。
3匹も4匹も変わらないと思われるかもしれませんが、
毎日のお世話はもちろん、体調を崩して病院へ連れて行くこともしばしばとなると、費用面はもちろん、自営業の人間2人で時間を作って対応するには3匹が限界。
特に私が東京にいる期間は相棒が一人で必死なのは言うまでもありません。

だからと言って、地域猫として一生お世話をすることもできないねと。
ご飯やお水をあげて去勢手術をすることはできても、私たちは来年この地を離れることが決まっているので、その後のお世話はできないし責任を取れないというわけ。
年間5万匹以上の野良達が殺処分されているという現実がある。
野良猫に餌をあげれば命をつなぐことはできるが、野良猫が増えていくことにもつながる。
去勢手術をするところまでお世話をしようと思っていたとしても、捕まえられなかったり、急に来なくなったらできない。
つまり不幸な結末を迎える猫の数が増える可能性があることも考えたら、
気軽に餌やりなんかできない。
鳴いている子にご飯をあげたい気持ちをぐっとこらえました。
(これはあくまで私たちの考えなのでご了承ください。いろんなご意見があると思います。)

ちなみにお隣さんの田中さんも子猫の存在に気づいていて、相棒と話したところ、多頭飼いしたいけれど家族の了承が得られないと。

相棒とどうすべきか話しに話し、見守るしかないと決め、でも心が揺れていた2日目の夜、急に子猫の鳴き声がしなくなりました。
最悪の事態も想像しながら夜を過ごし、翌朝になって見ても姿が見えず、うーんと思っていたら、田中さんがトマトを持って登場。
「一応ご報告なんですが、子猫を保護して病院にも連れて行きました。男の子でした。」
とな!
”一応ご報告・・・”の時点で私の顔は満面の笑みになって腰が砕けましたとさ。。

ちなみにその報告をしている田中さんの顔は笑顔で溢れていました。
最高の結果になったんだなとこちらも嬉しくなりました。

そして最後はその子猫の親と思われる野良2匹のお写真。

我が家の周りで見た野良猫はこの2匹で、かつ模様が似ていることから、彼らの子供かなと推測しています。

野良出身の猫たちと暮らす身として、野良猫について改めて考えた数日間でした。

スポンサーリンク