【カナダその43 みんなで食卓を囲むこと】

今日はカナダ旅の続き。
向こうにいる間、スタッフの友人たちがいろんなお食事やさんへ連れて行ってくれました。
今日はその一部をご紹介。

1つ目の写真はCheese cake etc.
その名の通り、チーズケーキの専門店です。
お店が開いているのは19〜25時、つまりは夜のみの営業。
私が頼んだ写真のチーズケーキは、定番のオリジナルチーズケーキ+ストロベリージャム。
写真ではサイズが分かりにくいけれど、先の尖った靴のつま先くらいのボリューム感。
私の中で、やたら大きいケーキ屋さん”コージーコーナー”なんて比じゃないくらいに大きいのです。
これに甘〜いいちごジャムがたっぷり、植物性ホイップがてんこ盛り。
チーズケーキはスフレタイプでとても軽い食感。
個人的にはホイップなし、チーズケーキは半分サイズだとありがたい。
と言いつつも、この時は女性5人で話しながらペロリと食べてしまいましたとさ。

次は朝ごはん。

炒めたお野菜の上に、卵とチーズがてんこ盛り。
写真で見る限り、お野菜多めの朝ごはんだねという印象ですが、
このお皿は日本で言うところの大皿。
こんな量を朝から食べられるはずもなく、私はジェシカ姉さんとシェアしていただきました。
塩味のみのシンプルな味付けで美味しいけれど、やはり量は多い。。。
そして同じお店のもう一つの名物。

オムレツ。
錦糸卵くらい薄い卵の皮の中に具がぎっしりと詰まっています。
私も一口いただきましたが、卵がしっかりと湯葉のように膜を張っていたので、卵+何かが混ぜてあるような。

お次はある日の晩御飯。

韓国料理屋さんの豚スペアリブ鍋。
手を広げたくらいに大きな骨つきのお肉が入っていて、食べにくいけれど灰汁や臭みもなく、とても美味でした。
この時は10名ほどで食べに行き、みんなでお腹がパンパンになるまで食べ尽くしました。
ちなみに、食べ残したものは店員さんに言うとお持ち帰り用のパックに詰めてくれます。
日本だと衛生面の観点からNGなことも多いけれど、バンクーバーはOK。
というか、NGな日本の方がレアなのかも。
ちなみに台湾では鍋の汁をビニール袋に入れて持ち帰ることは当たり前です。
耐熱の強いビニールながら、汁入りのビニールをぶら下げて原チャリに乗って走っている人を見てハラハラしてしまうのは日本人ならではなんだろうな。

そして次は中華料理屋さん。

中国系カナダ人は年々増え、本場の味を出す中華料理屋さんも街中にたくさんあります。
スタッフたちにはお馴染みのお店だけあって、どれも美味。
円卓を囲んでみんなで食べるという状況もまた美味しさを増幅させていたんだろうな。

このブログでは何回も書いていますが、
私はバンクーバーで台湾人系カナダ人、台湾人と一緒に過ごすことがほとんどでした。
その中で感じたのは、
彼らが ”みんなで食卓を囲むこと” を重視しているということ。
「それとってー。」
「これ、もっと食べない?」
と話し、
みんな遠慮なく食べたいものを食べたいように食べたいだけ食べているように見えました。
まるで大家族みたい。

そんな食卓に混ぜてもらっていることが嬉しくて、私もたくさん食べたいけれど、小食の私はそんなに食べられません。
美味しくないわけじゃなくて、とにかくお腹がいっぱいだから。
そこで私が食事を勧められた時によく使ったのが、
「太飽了(お腹いっぱい!)」
この一言で初対面の人でも笑顔が溢れました。

こうして”みんなで食卓を囲むこと”の楽しさを再確認し、
体重を増量して日本に戻ってきた私。
あー、こうして写真を見返していたら、また彼らに会いたくなってしまった!