【カナダその35 skypeで英語取材ののちトロントへ】

今日はカナダ旅の続き。
スタッフ達が先にトロントへ出発した翌日、こんな取材受けていました。
バンクーバーで最大手のフリーペーパー。
街角のいたるところに置いてあり、私も手に取ってみたことがあったほど。

ちなみにトロントにいるスタッフから
「フリーペーパーのskype(ネット回線の電話)取材を受けてくれる?
ユイは英語を話せるから、全然心配いらないからね!」
と連絡が入ったのは、取材の2日前。
心の中では
「英語を話せるってレベルに達してる気がしない!」
と思いつつも、
自分で決めた” 流れに身をまかせる ”に従って引き受けました。
Taiwan festの広告に役立てるなら本望だし、いい思い出にもなるから。

しかーし、直接会って話すのは大丈夫(と思える)けど、口元や相手の表情が見えない電話での取材はハードルが高いのです。

私に聞きたい内容を事前に伺って、なんとなく自分の中で返答を組み立ててから取材に挑みました。
結果、私が伝えたいことが伝わる記事になっていたのでホッと一安心。
私の言いたい事を汲み取って下さったKwanさんのおかげ!

こうして私の肝がさらに座っていくわけですな。

そして取材を終えてから、私はデモンストレーション本番用のカンペ作り&イメージトレーニングに精を出していました。
スライドを映しながら、料理をしながら、英語で説明するのは初めての体験。
「ここは日本ではないんだからね。
スライドが動かないとか、ピンマイクが壊れているとか、そんなケースも想定してね。」
と自分に言い聞かせるの巻。
もともとパニックに陥るタイプではないけど、できるだけスムーズに進められるように、今できることは悔いなくやりきりたい。
話す練習とイメージトレーニングに集中した数日間でした。

そして出発する前夜、スタッフから
「大事なポスターを空港でなくしちゃったの。walter(バンクーバーのスタッフ)から受け取って、持ってきて。」
と連絡が入りました。
なんだかスタッフと演者の垣根を越えられたような気がして、とても嬉しくなるの巻。
それからwalterに連絡をして、受け取ったのが夜23時前。
無事に受け取ったはいいものの、明らかに手荷物サイズを超え、重さも4kgくらいありそう。

私は手荷物のみのフライトチケットだったので、トロントにいるスタッフリーダーに連絡をして
「荷物の超過料金がかかるけどいいよね?」
と言うと
「たぶん大丈夫だよ。」
と謎の返事。(後でその意味がわかりました。)
その数時間後、私が見た景色がこちら。

早朝5時過ぎに電車で空港へ向かう途中の景色。
疲労困憊、かつ朝焼けがキレイでぼんやり。
そして搭乗手続きを進めていき、搭乗を待っている時の様子がこちら。

明らかにサイズオーバーのポスターを持ち込めちゃった!
さすがに不安だったので、荷物を預けるエリアにいたスタッフに
「これは手荷物で持ち込めますか?サイズが大きいんだけど。」
と聞いたら、
「これなら大丈夫だと思うわ。」
というザックリした返答をいただき、不安なまま搭乗手続きを進めていったら、フツーに持ち込めたというオチ。
日本だったら、完全にアウトだよ!
カナダ人の臨機応変さ(アバウトさ?!)、
そして私が日本人であることを感じた一件でした。

そして5時間ほどのフライトで無事にトロントへ着き、お迎えの方にホテルまで送迎していただき、翌日の本番で使うお野菜をダッシュで買いに行く途中に撮った写真がこちら。

海辺に立つ斬新な建物。

翌日の本番に向けて緊張はしていなかったけれど、とにかく疲れがたまっていた夕暮れ時。
この後、ついに開会式が始まったわけですが、それはまた次のブログで。